644『走る哲学』/為末大/扶桑社新書/819円(5%税込)詳細

2012年6月、一人のプロアスリートが引退した。

走ることにこだわり、それ以上にプロであることにこだわった
男の つぶやき は過酷なプロの世界を生き抜いてきた厳しさと
やさしさに溢れている。

為末大、今年6月の日本選手男子400メートル障害予選を最後に引退を表明した。

25年間の競技人生のなかで良いときも悪いときも、常に上を見続けゴールを目指したその背中は、多くの人を魅了し続けている。

そして深く自身を見つめ、アスリートとして社会との関わり方や、
生き方を発信したTwitterは、瞬く間にフォロワー10万人を越える人気となった。

本書は2010年秋から2012年春までのつぶやきを書籍化した。

ありがちな自己啓発くさい有名人本ではない。
プロの世界を走り続けた一人の人間の独白は、確かな重さを感じさせる言葉の挑戦のようでもある。

文/ 小田原ラスカ店・SS

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