097『鉄の骨』/池井戸潤/講談社文庫/880円(5%税込)

中堅ゼネコン・一松組の若手、富島平太の異動先は業務課。
ここは大口公共事業の受注部署で社内では“談合課”と言われていた。

次の入札を取らないと、会社が傾く。技術力や営業努力で真正面から入札に挑もうとする彼らの前に「談合」の壁が。
組織と正義、重要なのは?優先されるのは?

第31回吉川英治文学新人賞受賞。NHKテレビドラマ化。                                                 談合について、ゼネコンを舞台に書かれている小説です。

作者は当初「走れ平太」と言う題名も考えていたそうです。
(主人公像に合っている!)
長編ですが一気に読め、最後もすっきり終わります。

文/スタッフ部門・MA
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