『トオリヌケキンシ』/加納朋子/文藝春秋/1,400円+税
学校で少し嫌なことがあった帰り道、「トオリヌケキンシ」と書かれた札を通り抜けてみることにした男の子。
その隙間のような道を抜けていくと、全然話したことがないクラスの女の子とおばあちゃんが暮らす家が・・・
最初は、宿題とおやつ目的で寄り道。
女の子の家で子犬を飼うことになり学校でも話をするように。
学校で少し嫌なことがあった帰り道、「トオリヌケキンシ」と書かれた札を通り抜けてみることにした男の子。
その隙間のような道を抜けていくと、全然話したことがないクラスの女の子とおばあちゃんが暮らす家が・・・
最初は、宿題とおやつ目的で寄り道。
女の子の家で子犬を飼うことになり学校でも話をするように。
その後、高校生になった男の子は、学校に行けなくなってしまい引きこもりに。
ある日、女の子が会いにやって来ます。
「私は昔、助けてもらったの」と過去に人を救っていたことを知った男の子。
さて、結末は・・・
他の五つの短篇もあたたかく優しいお話。
藤沢店・TU