seiyaku『誓約』/薬丸岳/幻冬舎/1,600円+税外部リンク 
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主人公はバーテンダーの向井聡。平凡ではあるが、愛する家族と幸せな日々を過ごしていた。
そんな向井のもとに、ある日、一通の手紙が届く。
「あの男たちは刑務所から出ています」
便箋には、ただそれだけが書かれていた。
その手紙が発端となって、封印したはずの忌まわしい過去の記憶が甦る。
過去に犯した罪と、出来もしないのに交わしてしまった約束が、向井を苦しめ、次第に窮地へと追い込んでいく。

「一度罪を犯したら、人はやり直すことが出来ないのだろうか」
という、すぐには答えられない問いかけが、この物語のテーマ。

そのため、冒頭から重苦しい内容なのに、ハラハラドキドキの連続で、本から目を離すことが出来ない。

自分までが向井のように追い詰められた気持ちになってしまい、気が付けば一気読みをしていました。

衝撃的なラストには、とても驚かされましたが、ほんの少しだけ希望の光が差し込むシーンもあり、読後感は決して悪くなかったです。

罪とは、そして償いとは何かを問いかける薬丸岳さんの最新刊。
薬丸作品のファンである方はもちろん、初めて手に取る方も十分に満足していただけるかと思います。

ただ、読み始めると本当に夢中になってしまいますので、寝不足にはご注意ください。

本厚木ミロード南館店・KH
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