120今年のゴールデンウィーク、東京ではお出かけ日和の良いお天気が続きました。
こんなことは珍しいそうです。
何故かって、それはもちろん、ゴールデンウィーク初日の景気付けとしてビブリオバトル in 八王子が開催されたからでしょう!
人も街も元気いっぱい、雨雲のやってくる隙はなかったのです!

ということで(笑)、第29回ビブリオバトル in 有隣堂あらため “in 八王子” 第2弾(後編)の模様をお届け致します。


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前編では第1ゲーム「読むと元気が湧いてくる本」をテーマとして楽しく元気になれそうな本ばかりがご紹介され、会場の雰囲気もあたたまってきましたねえ。
後編では第2ゲーム「これぞ!◯◯王子」がテーマです!
八王子だけに八人の王子、登場なるか?! それでは始まり始まり~!


第2ゲーム

ビブリオバトルのルールは→こちらでチェックしてくださいね。
第2ゲームはこちらの5人です。

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くじ引きで順番を決めて、一番を引き当てたのは岡野さん!

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「大人向けに書かれた児童文学です。11才の王子チャグムを守るために戦う用心棒バルサの話。
大人ってどんな存在なのでしょう? バルサは大人の理想の姿。一歩引いたところからチャグムを少しずつ良い方向に導いていくのです。大人になるって、“導いていかなければならない人がいること”じゃないでしょうか」


著者 上橋菜穂子さんは『鹿の王』で2015年本屋大賞を受賞されました。そこでホットな方の本を紹介。
テーマの「これぞ!◯◯王子」に当てはめると?との質問には悩んだ末「成長する王子!」とご回答!

『精霊の守り人』
上橋菜穂子/新潮文庫
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2番手は森部さん。少し緊張気味の様子です。

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「王子様は特別な存在、王族でなくても素敵な人がいれば王子と呼びたくなったり恋をしてしまうことも。それがこの本、恋愛を扱ったホラー漫画です。何の変哲もない町がどんどん変わってしまう。この男性と出会うとみんな狂っていくのです。
恋をするとイタイことをしてしまうこともありますよね。それが強調されて切なく悲しい」

タイトルの“死びと”とは、恋する人を無我夢中で追いかける姿の比喩表現だとか。森部さんイチオシ(?笑)の象徴的なシーンは、町の女性がひしめきあいながらゾンビのごとく“王子”を取り巻く戦慄の見開きページ!

『死びとの恋わずらい 新版』
伊藤潤二/朝日新聞出版 朝日コミックス
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3番手は五十嵐さん。八王子を中心にビブリオバトルを開催する「Biblio Ei8ht」の主宰者さんです。

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「かのスティーブ・ジョブズはアップルを追い出されたことは転機だったと言ってます。同じような境遇の人が日本にもいて、日本の工業製品の中である革命を起こす。それが“マジンガーZ”に続いて登場した“勇者ライディーン”。おもちゃありきのアニメ制作で、アニメとおもちゃの逆転現象が起きた。その革命を起こしたのが、村上克史さんです」

昭和世代には懐かしい超合金ロボットの世界が次々展開され、その滑らかなプレゼンに会場からは「あなたは一流会社の営業マンでは?!」の質問が飛びました。気になる五十嵐さんの回答は?!
「残念ながら設計屋です!」

『カラー版 超合金の男 村上克司伝』
小野塚謙太/アスキー・メディアワークス アスキー新書
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4番手は田中さん。
こちらも小金井市の図書館で開催されるビブリオバトルの主宰者さんです。

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「サン=テグジュペリの死の真相に迫ったドキュメンタリーです。パイロットだった彼の死は地中海の海に沈んだのか、不時着したのか、今世紀最大のミステリーのひとつと言われています。そんなときある漁師が海から拾ったブレスレットから探索が始まりますが、最後のエピローグにもまだミステリーが残されています」

やはり王子といえば真っ先に「星の王子さま」を連想する方も多いでしょう。今年は作者サン=テグジュペリ没後70周年、ということで関連本が紹介されました。
この冬にはアニメ化も予定されている作品だけに注目が集まります。

『星の王子さまの眠る海』
エルヴェ・ヴォドワ/ソニーマガジンズ
※絶版のため、お取り寄せのできない書籍です。


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第2ゲーム最後のバトラーは鎌田さん。

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「大使館に勤める主人公・堀江亮介が大変に格好良い。著者は外交官。きっと自分の理想の姿を書いたのではないかと思います。持ち前の好奇心で進んでいくひたむきな感性に惹かれます。この本を読んで私も凛とした女性になれるかもと思えました。
上巻はラブストーリー、下巻は政治小説と、全く雰囲気の違う作品になっていて楽しめます」

輸出営業アシスタントの仕事をしている鎌田さんが欧州諸国関連の担当をしている時に出逢った本とのこと。1968年の政治事件を背景とした小説ですが、主人公がいかに王子様かを話すのに夢中になってしまった、と最後に告白です(笑)。

『プラハの春』
春江一也/集英社文庫

【上巻】
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【下巻】
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さあ、「これぞ!〇〇王子」な5冊の本が紹介されました。本当の王子から自分だけの王子まで、バトラーの皆さんの心の中にいる王子様が垣間見えましたね。

それではこの中から「一番読んでみたくなった本」に投票をして頂きます。投票者は会場にお越しの皆さん。そして本を紹介したバトラーの皆さんも、ご自身が紹介した本以外に1票を投じて頂きます。

発表順番ごとにタイトルをコールして票を数えるこの緊張感がたまりませんねえ。
結果は……?!

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田中さんご紹介 『星の王子さまの眠る海』 に決定しましたー!!
おめでとうございますー!

星の王子様というロマンチックな物語、消えた作者のミステリーが相まって、一層『星の王子さま』をめぐる世界が興味深くなりましたね。

ほかにも素敵な王子の本をご紹介頂きましたバトラーの皆さん、ありがとうございました!!
そしてご参加くださいました全ての皆さんへ、心より御礼申し上げます。

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ビブリオバトルは本と人との出逢いの場を気軽に楽しむ空間です。毎回新しい発見と出逢いが生まれる中、少しずつその輪を広げていけたら嬉しいことです。
次回もたくさんの皆さんのご参加お待ちしています。どうぞお楽しみに~!


文/ビブリオバトルプロジェクトチーム 市川

ビブリオバトル in 八王子 第2弾
開催日2015/5/2(土)
会場セレオ八王子 北館 2Fイベントスペース
有隣堂セレオ八王子店のあるビルです
概要第1ゲーム/第2ゲームの2ゲーム開催

バトラーさんの実際の発表をYouTubeでご覧いただけます。
こちらの再生リストでどうぞ!
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