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2016年、本年もどうぞよろしくお願いいたします!

2016年第1弾となるビブリオバトルin 有隣堂は縁起をかついで恵比寿で開催されました!
本年も、本を愛する皆様ひとりひとりの心を照らす素晴らしい1冊との出逢いが数多く生まれますように。
そんな出逢いの輪を一層広げられるお手伝いをわたしたち有隣堂が担っていけますように。
恵比寿の神様、どうぞよろしくお願いいたします!
<第39回>ビブリオバトル in 有隣堂
第19回文化庁メディア芸術祭×ビブリオバトル
開催日2016/1/16(土)
会場有隣堂 アトレ恵比寿店
内容ビブリオバトル 2ゲーム
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第19回文化庁メディア芸術祭とコラボレーション

文化庁メディア芸術祭は【アート】【エンターテインメント】【アニメーション】【マンガ】の4部門において優れた作品を顕彰し受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。
来たる2016年2月3日(水)から2月14日(日)まで、東京・六本木の国立新美術館を中心に受賞作品展と様々なイベントが開催されます。

マンガ部門の大賞は、東村アキコさんの『かくかくしかじか』が受賞されました。東村さんといえば2016マンガ大賞に『東京タラレバ娘』もノミネートされているまさしく旬の作家さんですね。
ほかにも優秀賞・新人賞に加え、審査委員会推薦作品にはプロ・アマ問わず個性的な作品が並びます。

そこで、有隣堂ではマンガ部門とコラボし文化庁メディア芸術祭を盛り上げます!

今回の会場は、六本木からも近いアトレ恵比寿5Fにある「有隣堂アトレ恵比寿店」。
2014年10月にリニューアルし、隣接するスターバックスコーヒーさんとともにBOOK&CAFE のお店として本を片手に珈琲をお楽しみ頂けます。
この日はご参加の皆さんにスタバさんからコーヒーテイストのサービスを頂きましたよ。スタバさん大感謝!

ビブリオバトル 第1ゲーム

さあ、美味しいコーヒーであたたまったらそろそろはじめましょうか。
本のテーマは「わたしの推しマンガ ~文化庁メディア芸術祭に捧げるオマージュ~」
→ ビブリオバトルのルールはこちらでおさらい

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「主人公は女性で子宮を兵器として使う設定。子宮に宿るある生物兵器に対しどんどん母性が生まれてくる主人公。またその生物も生存本能が働いてくる。
母性と兵器としての自分のせめぎあい。結末はどうなるのか、楽しみで楽しみで5巻発売の1/29まで死ねないです」

(※このイベントは2016/1/16開催)


『WOMBS』 全⑤巻
白井弓子/小学館IKKI COMIX
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白井弓子さんは同人誌『天顕祭』で第11回奨励賞受賞、今回の第19回メディア芸術祭マンガ部門でも『ラフナス』(全2巻)が審査委員会推薦作品に選ばれました。バトラーさんによると“メディア芸術祭の申し子”。


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「作者の自伝版。主人公は大学生にありがちな、すっごいうぬぼれ。“オレは描けるけどあえて描かない”。
師匠はいないけどライバルはたくさんいる。挫折して挫折してライバルからどんどん自分が引き離されていく感覚や、自分を守るためにうぬぼれているところが大学生の自分にはすごくリアルに感じます」


『アオイホノオ』 ①~⑭巻
島本和彦/小学館 ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル
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今回のマンガ部門大賞『かくかくしかじか』は作者東村アキコさんの自伝マンガ。そこでピンときたのがこちらとのことですよ。

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「作者自身の体験をもとにした悲哀たっぷり自虐ネタがいきなり1巻から。まんが家にとってもっとも辛い連載締切に原稿が間に合わず“おとす”ことをネタにしたエピソードとか。
連載マンガの売上を維持するためにはどうするか? タイトルを変える(笑)。
まんが家になりたい人はぜひ読んでほしいシリーズです」


『まんが家総進撃』 ①~③巻
唐沢なをき/KADOKAWA ビームコミックス
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こちらはフィクションのまんが家の生態を描いたギャグマンガ。
同作者の『まんが極道』は第16回の審査委員会推薦作品にも入っていますが『漫画家超残酷物語』と並びタイトルを変えて語り継がれるシリーズなのですね。


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「アラサー女子が結婚したい、しかし予定はない、仕事バリバリ、新しい生きかたってどんなものかっていう話で女性のリアルな描写が刺さります。
おつまみのタラやレバーがかわいく擬人化されて主人公にツッコミを入れる、そのバランスが、ヘタしたら嫌われやすい話を不快感なく読めてうまいなって思います」


『東京タラレバ娘』 ①~④巻
東村アキコ/講談社 Kissコミックス
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今日どうしても紹介したいとお持ちになった作品、これを超える紹介したいものがない。
読んだことある方は再読としてぜひ!とのおすすめです。

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さあ、4人のバトラーさんによる4冊の本が紹介されました。
この中から「一番読みたくなった本」にこの場の全員ひとり一票で投票しチャンプ本を決定します。

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結果は・・・



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『WOMBS』に決定しましたー!! おめでとうございます!
はたして最終5巻の結末は?! みんなで気になる行方を語りあいましょう!



第2ゲーム

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「皆さんは目標ありますか? アニメーション研究会に入った主人公がどんどん人を巻き込みながらアニメ上映を目指していく話。絵を描くことって大変だけど、それでも描かなきゃいけない。仕事だったり趣味だったり、自分に限界を感じる瞬間があると思いますが、続けることの大切さを気づかせてくれる、つまづいたときに読んでほしい作品です」


『ハックス!』 全④巻
今井哲也/講談社 アフタヌーンKC
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絵がうまくなりたかったバトラーさんにとって『かくかくしかじか』はささる作品だそう。
ディスカッションタイムでも『ハックス!』の作者・今井さんの話が尽きない様子。続きは呑みながらごゆっくりどうぞ!(笑)

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「可愛らしい表紙のロボットと“孤食”のギャップに惹かれて買ってみた作品です。
あるレストランでポイントがたまるともらえる景品がこのロボット。小さくて料理は作れないのですが食材の豆知識やアドバイスしてくれるんです。1,000円で1ポイント、それを3,000ポイントためるって相当大変ですが、それだけ外食に頼っている人間とロボットとの交流がテーマです」



『孤食ロボット』 ①~②巻
岩岡ヒサエ/集英社 ヤングジャンプコミックス改
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バトラーさんも孤食が多いそうですが確かに日々の食によって心の状態も大きく変わりそうです。
ちなみに作者の岩岡ヒサエさんは『土星マンション』で第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞されていますよ。


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「この作品では2体のアンドロイドが登場し、見た目は同じだが一方は人間と同じ存在になれて一方はなれないのです。どこが違うのか? 人間は理性で悪い心を抑えているのです。悪いことを知りながら行わない、その選択ができるのが人間ではないでしょうか。ロボットが人間になるとはどういうことかが描かれ、ラストに号泣です!」


『OZ』 全④巻
樹なつみ/白泉社文庫
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『機械仕掛けの愛』でピンときた本とのご紹介。『OZ』初版は1990年と25年も前の作品ですが、昨年文庫版が発行され人気が再燃しています。

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「大量破壊兵器として発明されたピノキオは、鼻が火炎放射器になっていてゼペットじいさんの奥さんを殺してしまうという衝撃の展開が始めの十分の一で描かれます。ピノキオはなんの意志も持たず話さないのですが、周りの人間の欲望に巻き込まれ酷いことが起こっていきピノキオの純粋さが際立っていきます。原作を知っているのを前提で読むとぞ~っとするようなラスト」


『ピノキオ』
ヴィンシュルス 原正人/小学館集英社プロダクション
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帯には“邪悪な大人のファンタジー”とあります。文化庁メディア芸術祭は国内だけでなく海外からの応募も受付けている国際的な賞ですが、こちらもフランス・ベルギーのマンガ“バンド・デシネ”作品として第16回の審査委員会推薦作品に選ばれています。


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はい、第2ゲームも濃い作品がならびましたねえ。お隣のスタバさんでお寛ぎのお客様も段々とビブリオバトルの様子にご興味を惹かれて視線がこちらに集まってきているようです!(笑)
それでは注目の投票です。

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チャンプ本に選ばれたのは……?!

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『ピノキオ』に決定―!!おめでとうございますー!!
日本の作品とはまた異なる雰囲気の海外マンガも堪能して、邪悪な大人の世界をのぞいてみてはいかがでしょう?

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最後に、ビブリオバトルをお楽しみいただいた文化庁のTさんより、あらためて今回の文化庁メディア芸術祭のご案内をして頂きました。
2016年2月3日(水)~2月14日(日)に開催される受賞作品展では、国立新美術館を中心に受賞展示会とさまざまなイベントが予定されているそうです。しかも入場無料!という嬉しい機会です。ぜひ足をお運びください。http://festival.j-mediaarts.jp/exhibit/outline

そんなTさんは、第19回の審査委員会推薦作品となります『二兎物語』推し! 細かい線画に至るまで熱く語っていらっしゃるところを見ると、相当のマンガ好きとお見受けしました。次回はぜひバトラーでのご参加お待ちしています! ありがとうございました!


そして、有隣堂アトレ恵比寿店ではビブリオバトルおすすめ本コーナーとして今回のご紹介本(一部作品除く)や関連本を集めてバトラーさんの手書きPOPとともに展示販売しておりますので、こちらもどうぞお立ち寄りくださいね。
(2016年1月末時点の情報です。コーナーは予告なく変更される場合がありますのでご了承ください。詳しいお取扱状況などにつきましては、有隣堂アトレ恵比寿店へお問い合わせくださいますようお願いいたします)

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今回の推しマンガバトル、いかがでしたか?
また一層の楽しい本と人との出逢いが生まれたようです。
ご参加くださいました皆様、開催にあたりご支援・ご協力いただきましたすべての皆様へ、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

バトラーさんの発表は動画でもご覧いただけます!



次回のビブリオバトル in 有隣堂は、伊勢佐木町本店にて2015年の総決算「グランドチャンプ大会2015」です!
こちらもどうぞお見逃しなく!



文/ビブリオバトルプロジェクトチーム・市川

下記の各ページにて、ビブリオバトル in 有隣堂の最新情報をお知らせしています。
参加のご予約・バトラーご応募も承っております。お気軽に遊びに来てください!

ビブリオバトル in 有隣堂 公式Facebook
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※Facebookでのご予約・お申し込みは、Facebookにログイン後、上記ページ内「イベント」から各回のイベントページで「参加」をクリック!

有隣堂ホームページ ビブリオバトルお知らせページ
http://www.yurindo.co.jp/storeguide/24993
メールでもご予約・お申し込みいただけます。
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