『自画像』/朝比奈あすか/双葉社/1,500円+税
『憧れの女の子』や『やわらかな棘』といった心温まる小説を書かれる朝比奈あすかさんとは違う、
暗黒で、暗くて、
暗然とした、、、新たな朝比奈あすかさんの小説が読める1冊です。
『憧れの女の子』や『やわらかな棘』といった心温まる小説を書かれる朝比奈あすかさんとは違う、
暗黒で、暗くて、
暗然とした、、、新たな朝比奈あすかさんの小説が読める1冊です。
主人公である「わたし」と婚約者である「あなた」との会話から婚約者に今まで話してこなかった告白が始まります。
今まで婚約者に話してこなかった告白――「わたし」の過去‐とは、、、?
「わたし」とその友人たちとの中高生時代と大学生時代の回想から織りなされる展開に一気に引き込まれてしまいます。
――あなたは人の絶望した顔をみたことがありますか――
この言葉の意味がラストにわかります!
文/ 錦糸町テルミナ店・HY