戦国の軍隊『戦国の軍隊』/西股総生/KADOKAWA 角川ソフィア文庫/960円+税外部リンク 
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戦国時代、多くの兵隊が普段は農民のため、農閑期でないと大きな戦いができないと、多くの方が歴史の時間に教わったのではないでしょうか?
織豊政権が確立するにつれ兵農分離が進んだと思っていましたが、この本では、戦国時代の軍団がいかに戦闘に特化していたかを小田原北条氏(豊臣秀吉に滅ぼされた側ですが)の軍団の編成の仕方などから説明してくれています。

戦国時代の軍団の構成を知ると、きっと今までの歴史読み物の見方も変わってきます。
今までの戦国時代の本だと、関西中心に描かれていますが、この本では関東甲信越の資料(特に神奈川)を使っていますから、とても身近に感じられます。

文/ セレオ八王子店・YH
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