『鹿の王』 1/上橋菜穂子/KADOKAWA 角川文庫/640円+税
この物語は謎の疫病をめぐる物語。
国々の思惑や超自然的な存在など様々なものが織り交ざっていくストーリーを、2人の男の視点から追っていく。
この物語は謎の疫病をめぐる物語。
国々の思惑や超自然的な存在など様々なものが織り交ざっていくストーリーを、2人の男の視点から追っていく。
ひとりはこの謎の病の究明と治療を行う、若き天才医術師。
試行錯誤しながら病に立ち向かっていく様が、実際の医術の歴史を思い起こさせ、実に興味深い。
もうひとりは、致死率が異常に高いこの病にかかり生き延びた末、超人的な力や感覚を得た戦士。
同じように生き延びた幼子と共に生きていこうとするが、病をめぐる事件にまきこまれていく。
こちらのストーリーは冒険譚のような興奮を味わえる。
全4巻のこの物語。この二人の話が交錯して、どのような結末になるのかとても楽しみである。
ぜひ手に取って、世界観を堪能していただきたい1冊である。
文/ たまプラーザテラス店
試行錯誤しながら病に立ち向かっていく様が、実際の医術の歴史を思い起こさせ、実に興味深い。
もうひとりは、致死率が異常に高いこの病にかかり生き延びた末、超人的な力や感覚を得た戦士。
同じように生き延びた幼子と共に生きていこうとするが、病をめぐる事件にまきこまれていく。
こちらのストーリーは冒険譚のような興奮を味わえる。
全4巻のこの物語。この二人の話が交錯して、どのような結末になるのかとても楽しみである。
ぜひ手に取って、世界観を堪能していただきたい1冊である。
文/ たまプラーザテラス店