273『たんぽぽ』/荒井真紀/金の星社/1200円+税外部リンク 
有隣堂の在庫を探す
気が付けば毎朝の光が差し込む時間が早くなって
重たい上着も着こまなくて済むようになって
表を歩けばどこからか花の咲くにおい。
季節の変わり目を感じるのはやっぱり春が特別。

この本を見つけたのはまだ桜が咲く前のこと。
表紙いっぱいに描かれた金色の花がまぶしくて
ふと手にとってみた。

地面いっぱいに葉を広げ、地中深くに根を張って
春を待つ冬のたんぽぽの絵から始まる。
やがてつぼみが顔を出し、ぐんぐんと伸びて
太陽にも負けないほどの鮮やかな花を咲かせる。

花のほころびる様子から、種をつくり綿毛になって
飛んでいき、また新しいいのちを根付かせるまでが
それぞれの段階別に細密画で美しく再現されていて
実物と見比べてみたくなるような気になり、
もうウン十年も前の理科の授業が懐かしくなる。

この本と虫眼鏡を持って、ちょっと散歩にでかけよう。
足もとの春を満喫しに。

文/ センター南駅店・AK







2014/2/28以前の記事は、5%税込の商品価格を表示しています。
本体価格(税抜価格)はリンク先のHonyaClub、在庫検索などでご確認ください。
----------