『教養としての「ローマ史」の読み方』/本村凌二/PHP研究所/1,800円+税
世界史でローマというと “ローマ帝国” と簡単に考えてしまいますが、ローマは王国→共和国→帝国と政治体制を変えながら世界史の中に君臨しています。
この本ではローマとギリシアとを比較して、
なぜ民主主義が定着したギリシアでなく、共和制を選んだローマの方がより繁栄できたのか。
また、なぜローマは共和制から皇帝を頂点とした帝国へと変貌を遂げたのか。
など、前半は私たちが世界史の授業で学んだローマ史を振り返りながら読み進めることができます。
世界史でローマというと “ローマ帝国” と簡単に考えてしまいますが、ローマは王国→共和国→帝国と政治体制を変えながら世界史の中に君臨しています。
この本ではローマとギリシアとを比較して、
なぜ民主主義が定着したギリシアでなく、共和制を選んだローマの方がより繁栄できたのか。
また、なぜローマは共和制から皇帝を頂点とした帝国へと変貌を遂げたのか。
など、前半は私たちが世界史の授業で学んだローマ史を振り返りながら読み進めることができます。
後半は五賢帝から軍人皇帝時代、東西分裂と進みますが、この時代を通してローマ市民の生活、考え方などの変化がおき、これらがローマの衰亡へとつながっていく要素となっているそうです。
特に軍人皇帝時代のことについては学んだ記憶が殆どないので、非常に興味深く読むことができました。
本筋とは異なりますが、この本に書かれている当時の国境線についてのくだりは、私にとっては目からうろこでした。
ぜひ興味を持たれた方はご購入くださいませ。
文/ セレオ八王子店・YH
特に軍人皇帝時代のことについては学んだ記憶が殆どないので、非常に興味深く読むことができました。
本筋とは異なりますが、この本に書かれている当時の国境線についてのくだりは、私にとっては目からうろこでした。
ぜひ興味を持たれた方はご購入くださいませ。
文/ セレオ八王子店・YH