293『食べ方帖』/長尾智子/文化出版局/1,600円+税外部リンク 
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「実用書」って何だろう?
実技実務の手法や方法が実際的に書かれたもの?
もしそれが料理の「実用書」ならば、私はちっとも心惹かれない。
野菜の切り方や卵の茹で方を、文章で読んでもまず忘れてしまう。
料理書にはレシピはもちろん、写真も文章もたっぷり欲しい。
台所だけにとどまらない、暮らしのすみずみにまで作用する小さなスイッチと明るいヒントがたくさん欲しい。

長尾智子さんの料理の本には、そんな私の欲しいものが必ず詰まっている。
そこから得た気持ちの実りを生活の中に用いたいと思うし、
実際に本の中のメニューを作ったり、
持っていない調味料や道具を買ってみたりすることもある。
私にとってこれこそがまさに「実用書」なのだ。

文/ たまプラーザテラス店・AN

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