216『こういう旅はもう二度としないだろう』/銀色夏生/幻冬舎/1,300円+税外部リンク 
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無性に海外へ旅に出たくなった。
だが、今は出られない。
そんなムシャクシャした気分の中、この本を見つけた。

ゆるいゆるい旅行記で、
読んでもそんなに旅の情報は得られないかもしれないけれど、
旅のガイドブックではなく、
著者の本当に感じたままの素直な気持ちが書かれている、
そんな旅行記なのだと
読んでみれば、親近感がわき、好感が持てた。


どこに行こうか。何をしようか。

旅の計画は楽しい。色んな旅があるものだ。

楽しかったり、つまらなかったり。
出会いがあったり、別れがあったり。
その時でないと経験できないこともある。


美味しい食事にありつけた時はもちろんうれしいが
まずい食事も後になってみれば、印象深い思い出となる。

本のあとがきで、著者自身も「なんともそっけない書き方に驚きました」と書いている。

全く、そのとおりだったので、かえって笑ってしまった。
つまらなかったら、つまらない。
自分にうそをつかず無理をせず、思いのままに行動してみよう。

そんな著者の姿勢が人柄にもあらわれているような気がする。

さあ、どこかに行ってみようかと思いたくなる1冊である。

文/ 戸塚モディ店・IY

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