『散歩が楽しくなる 雑草手帳』/稲垣栄洋/東京書籍/1600円+税
「雑草」とひとくくりにしてしまうのはもったいない?くらい様々な生態を持つ植物たち。
よく見ると非常に愛らしい花を咲かせていたり、
アスファルトの隙間から大きく葉を伸ばしているのを見て、
こんなところからよく生えてきたなあ……と感心したり。
「雑草」とひとくくりにしてしまうのはもったいない?くらい様々な生態を持つ植物たち。
よく見ると非常に愛らしい花を咲かせていたり、
アスファルトの隙間から大きく葉を伸ばしているのを見て、
こんなところからよく生えてきたなあ……と感心したり。
まえがきにもあるように、この本は図鑑ではなく、手帳だと思うのです。
名前を調べるためにこの本を見るよりも、
ぱらぱらと頁を繰りながら「あ、この花(葉っぱ)、どこかで見た・・・ 」
と自分の記憶に照らし合わせるのが楽しい。
例えば子供の頃「貧乏草 」と呼んでいた薄桃色の弱々しい野菊は、
「春紫苑(ハルジオン)」なんて美しい名前がついていてちょっと意外だし、
シロツメクサの四葉のクローバーは突然変異によるものだが、
そのほか踏まれたことで成長点に傷が付くと出来やすくなるとあり、
(なるほど、幸せは踏まれることで増えていくのか)とか妙に納得したり。
そんな“気になる”草たちの紹介に、名前の由来や繁殖の経緯、不思議な生態など
それぞれ魅力的な秘密のハナシがついています。
名前を調べるためにこの本を見るよりも、
ぱらぱらと頁を繰りながら「あ、この花(葉っぱ)、どこかで見た・・・ 」
と自分の記憶に照らし合わせるのが楽しい。
例えば子供の頃「貧乏草 」と呼んでいた薄桃色の弱々しい野菊は、
「春紫苑(ハルジオン)」なんて美しい名前がついていてちょっと意外だし、
シロツメクサの四葉のクローバーは突然変異によるものだが、
そのほか踏まれたことで成長点に傷が付くと出来やすくなるとあり、
(なるほど、幸せは踏まれることで増えていくのか)とか妙に納得したり。
そんな“気になる”草たちの紹介に、名前の由来や繁殖の経緯、不思議な生態など
それぞれ魅力的な秘密のハナシがついています。
それこそ気軽に持ち歩ける手帳サイズ(しかも表紙が防水カバー!)
お散歩、昼休み、買い物帰り、
ふとしたときに見つけた「みちくさ」は、その手帳に載っているかもしれません。
文/ センター南駅店・AK