プロ野球と鉄道プロ野球と鉄道 新幹線開業で大きく変わったプロ野球』/田中正恭/交通新聞社 交通新聞社新書/800円+税外部リンク 
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「プロ野球」と「鉄道」、あまり接点のない両分野かと思いきや、
実はプロ野球創設時から密接に関係していました。

 
プロ野球の歴史を紐解くと、今まで球団を経営に携わったのは、
新聞社(読売ジャイアンツ・中日ドラゴンズ・毎日オリオンズ ※現千葉ロッテ
鉄道会社(阪神タイガース・埼玉西武ライオンズ ※前身は西鉄・南海ホークス ※現ソフトバンク・東急フライヤーズ ※現北海道日本ハム・阪急ブレーブスと近鉄バファローズ ※現オリックス
が圧倒的に多く、
東京ヤクルトスワローズに至っては前身が国鉄→産経と、両分野が親会社の球団もあります。
 

そしてプロ野球チームの遠征にかかせないのは、昔から鉄道でした。
以前は遠征に長時間、また1日かけて電車に乗っての移動で大変苦労したということです。
それが新幹線開業(1964)と鉄道網の整備による移動時間の短縮で、プロ野球の歴史も大きく変わったといえます。
 

本書でとくに興味深いのは、現在の広島東洋カープの躍進ついて。
以前はセ・リーグで一番移動距離が長い球団で、球団創設から初優勝前年(1950~1974)までAクラスは1968年の1回のみという、万年Bクラスのチームでした。
が、新幹線開業等によりチームの状況が徐々に好転したことが、1975年以降 強豪球団になった一つの原因だと言われています。
 

プロ野球ファンはもちろん鉄道ファン、歴史の好きな方にも是非読んで欲しいです。
 
文/ 藤沢店・K・M

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