133『縄文の列島文化』/岡村道雄/山川出版社/1,800円+税外部リンク 
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上野の東京国立博物館で、この夏、縄文展が好評だったようですね。

まだ、私が社会人になりたての頃、青森県の三内丸山遺跡が発見され、縄文時代の世界観が変わり、学校で教わる縄文時代もきっと大きく変わるのだろうと思っていました。
この本では、現在までに研究され、新たに見えてきた縄文文化についてまとめています。
 
40年前、私が教わった竪穴式住居は藁ぶき屋根でしたが、いまではアフリカの遊牧民の家のように土で屋根を覆った住居が考えられています。
 
また、ついつい縄文時代の日本は、どこでも同じ縄文土器を使い、黒曜石の矢じりを作り、狩猟採集に明け暮れていた時代と考えてしまいます。
ですが、実際にはいくつかの文化圏に分かれ、矢じりに使う石も地域によって異なり、狩猟よりも漁労に力を入れた地域もあったりとさまざまであることがわかってきているそうです。
もう少し紹介すると、漆栽培に力を入れていた地域もあったとか。
 
まもなく、縄文時代の歴史の記述が大きく変わるかもしれません。
興味のある方は是非、お勧めです。
 
文/ セレオ八王子店・YH
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