515『ハグタイム』/パトリック・マクドネル:作 覚和歌子:訳/あすなろ書房/1,500円+税外部リンク 
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むかしジュールという こねこがいました。
ジュールはせかいをまるごとだきしめたいとおもっていました。

というなんとも魅力的な文からはじまる絵本『ハグタイム』は、
私の中の絵本ランキング不動のナンバー1です。
うっかりだれかをハグしそこねないように、ハグめいぼを念入りにチェックして
世界中の動物をハグして廻るジュール。

日本では「誰にでもハグしてまわる」というのはピンとこない感覚かもしれないけれど、
この本に描かれていることは、「握手する」「微笑みかける」などにも置き換えられます。
「どんなに大事に思っているかを伝える」ことの大切さを教えてくれる絵本です。

「この人のこういう感覚が好き」とか
「なかなか会えないけどよく思い出す人」とか
「厳しくて怖いけど尊敬している人」とか、
色んなところに色んなことで大事に思う人がいるでしょう。
そういう気持ちをちゃんと伝えられているかというと、なかなか出来ていない自分がいます。
「あなたに会えてとても嬉しい」ということを素直に相手に伝えられる人になりたいと思います。
ハグが温かいのと同様に、気持ちを伝え合うことはきっと人を温めます。

忙しさにかまけて心をこめずに人と話したり、身近な人と馴れ合いすぎて大事な気持ちや感謝を伝えなかったりすることが続くと、間違いなく心は固く冷たくなります。
心が冷たくなると日常の色んなことがうまくいかなくなる。
そんなときに大事なことを思い出せるように、私はこの本をお守りにしています。 

人間関係でクヨクヨしちゃう人には特におすすめ。
好きな人に告白するのを躊躇している人にも最適!
お父さんお母さんならお子さんと一緒に読んでぎゅっとハグしあってほしいです。

自分への、誰か大事な人への贈りものとして、是非お手にとってみてくださいね。

文/ アトレ恵比寿店・NJ
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