450『妻と正しくケンカする方法』/小林美智子/大和書房/1,400円+税外部リンク 
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“あなたは妻との会話で、どう返事をしたらいいのか、困ったことがありませんか?”

“何か言うべきか、黙って聞くべきか”

“妻がめんどくさい”

“返事を少し変えるだけで家庭から怒りがなくなる”

“妻の顔色をうかがう毎日にウンザリなすべての男性へ”
 
――表紙、帯、裏表紙にはこんな言葉たちが並びます。
 
 
あるテーマが書籍化されるということは、それなりに話題性がある、ニーズがあるという場合がほとんどです。
なるほど、「自分のとこだけじゃないんだな」と感じて手に取った1冊。

私自身、パートナーとのケンカは日々絶えることなく、しかもほぼ毎回同じことで怒りまくっている始末。
自分対相手という不毛な枠組みにも思えるこのやりとりの繰り返しに、「傾向と対策」があるようなのです。
 
 
男女の脳の違いや、コミュニケーションについて書かれた本はたくさんありますが、具体的な情報が少ないと感じて、夫婦問題カウンセラーでもある著者はこの本を書いたそう。
 
今すぐ使える夫の返事集16シーンには、ありがちな会話の流れ、そこに潜む妻の気持ち、夫の戸惑いがふき出しで書かれています。
シーンごとに「妻に言ってあげたいサービスワード」「言ってはいけないNGワード」が提示されます。
どれも大正解(な気がします)。
 
コミュニケーションは相手への配慮で成り立ちますが、社会では、相互に配慮し合い、とくに組織では立場によって過剰に配慮されることもある男性にとって、家庭ではどうも妻にやられっぱなし、ということが多いのでは。
家庭では配慮する側であることを意識する、サービスワードを欠かさないことで、平和は手に入れられるようです。
 
私(女性)はこの本を読み、自分の態度にあてはまることだらけなことに苦笑しつつも、
「そうよね、本当は、思いがあるから怒ってるのよ。相手がこう言ってくれたら確かに納得!」
と膝を打ちました。
そして、ほんの少し相手に優しくなれそうな気にも。
 
社会の基礎の家庭から、まずは平和な年になりますように。
願いを込めてこの本をお薦めします。

文/ 新百合ヶ丘エルミロード店・YN

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