リボーンの棋士『リボーンの棋士』1巻/鍋倉夫/小学館 ビッグコミックス/591円+税外部リンク 
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現在、『ビッグコミックスピリッツ』で好評連載中の将棋漫画。
単行本はまだ2巻。まだ連載が始まったばかりである。

手塚治虫『リボンの騎士』とは何の関係も無い。
「リボン」ではなく「リボーン(reborn)」、「騎士」ではなく「棋士」。
年齢規定によってプロ棋士養成機関『奨励会』の退会を余儀なくされた人物・安住浩一が主人公。

様々な将棋漫画が連載、また刊行されているが、他と違うのは、「異常なまでの才能の持ち主が圧倒的に勝ちあがっていく!」という話ではまったくない点。
大きな挫折を知った、その辺の兄ちゃんの話なのだ。

奨励会の退会を余儀なくされた主人公・安住。しかし将棋は彼を捉えて離さない。
普通に前向きに明るく生きていこうと決め、今はカラオケボックスのアルバイトで糊口をしのいでいるが、将棋のない生活はどこか地に足の着かないものであった。
そんな彼をバイト先の同僚が、将棋イベントに誘う。
そのイベントであった出来事は……。

はたして今後、彼はプロ編入試験を受ける方向へむかうのか、それとも別の道を探るのか?
reborn(生まれ変わり、再生、復活)は果たしてどのようなかたちを迎えるのか?

棋譜は主人公同様、元・奨励会三段の鈴木肇氏が監修。現在はアマ名人を獲得なさっている。
話にリアリティがあるのはその辺りも関係しているのだろう(単行本特典で、各巻収録の主だった対局の棋譜とか載らないかな? さすがにそれは無理か…)。

超人的な活躍をみせるような話はほぼない(いまのところは)。
連載が始まってまだ一年未満ということもあるだろう。各キャラの性格も完全に固まったという印象はない。今後いわゆるキャラ立ちしたとき、この漫画は大きく化ける可能性がある。
現在、今後の行方が気になる漫画の一つである。

将棋がまったくわからなくても十分に楽しめる漫画です!

文/ 武蔵小杉東急スクエア店・SM


『リボーンの棋士』2巻
591円+税
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