655モンゴル帝国誕生 チンギス・カンの都を掘る』/白石典之/講談社 講談社選書メチエ/1,650円+税外部リンク 
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日本では源義経の伝説でおなじみのチンギス・カン。
日本史や世界史でモンゴル帝国や元朝について学ぶことも多いかと思いますが、意外と成立までの流れは知らないのでは。
この本では考古学の観点で、モンゴル帝国の成立期にモンゴル高原で何が起こり、そこで何が必要だったのか。
そしてチンギス・カンがその必要とするものを如何に手にしてモンゴルの領域を拡大したのかが述べられています。

日本ではなじみの薄い「アウラガ遺跡」という名前をぜひ憶えてください。
チンギス・ハンの本拠地で、モンゴル帝国の最初の首都だった場所です。
 
 
また、モンゴルの勢力がどれだけすごかったのかは、中国北方に彼らと同じ遊牧民が立てた「金」や「西夏」が中国の万里の長城よろしく築き上げた 「 界壕 」 を知ると良くわかります。

漢民族が北方遊牧民族の侵入を防ぐために長城を築き、一方、金や西夏などの遊牧民族の国家もさらに北方からやってくる遊牧民たちに備えて、地面を掘り下げ、掘った土を盛り上げ長大な防御線を作り上げたのだそうです。
何ともすごい話です。

そんなお話も出てきます。
興味を持たれたなら、ぜひご一読くださいませ。

文/ セレオ八王子店・YH
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