オニのサラリーマン『オニのサラリーマン しゅっちょうはつらいよ』
富安陽子/福音館書店/1,400円+税
外部リンク 
有隣堂の在庫を探す
オニガワラ・ケン。赤鬼。
家族は妻とこども二人。おそらく関西地方在住。じごくカンパニーで働く平社員。

今回は、閻魔様のご命令で出張です。向かう先は「出雲」。
日本じゅうの神様がつどう “神さまサミット” の会場整備が今回のお仕事。
なんだか大変そうです……。

「なんで神さんたちのかいぎで 鬼のじぶんらがかりだされんとあかんねん」
と、同僚とふたりボヤきます。
でもそこは、オニのサラリーマン。
「しゃあないやん。きばっていこ!」と、いざ出発。

乗り込んだ出雲いきの飛行船は、ぎゅうぎゅう詰め。勿論エコノミークラス。
押し合いへし合いで、やっとこさ着いたのは出雲の玄関口「稲佐の浜」。

まずは 神つどいの議長さんにご挨拶に行かねば。
議長さんから「よろしゅう たのんまっさ」と指示を受け
さあ、オニのサラリーマン、お仕事のはじまりです!

サラリーマンの悲哀と苦悩が切なく語られつつも、なぜか明るさが感じられるのは、屈強な鬼なのに(?)、 しかも(?)関西弁での語り口だからでしょうか。

絵本なのですが、いつでも、どんな時でも、頑張る「オニのサラリーマン」に勇気付けられるのは大人かもしれませんね。

文/ 伊勢佐木町本店・JY


2014/2/28以前の記事は、5%税込の商品価格を表示しています。
本体価格(税抜価格)はリンク先のHonyaClub、在庫検索などでご確認ください。
----------