カフェノナマエ『カフェノナマエ』/川口葉子/キノブックス/1,700円+税外部リンク 
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カフェを探すとき、見つけたときに、そのお店の名前は所謂 “第一印象” になります。
お店の名前だけで、そのカフェに「行ってみよう!」と思う名前って、どんなものだろう?
帯に書かれているコメントに惹かれて手に取りました。
 
雑誌やネットでカフェを探して行ってみるのが趣味の私にとって、まず最初の情報となる “カフェの名前” は、行きたくなる動機が生まれるか?の大事なKeyになります。
八百屋さん・魚屋さん・お花屋さん等のお店は、売っているものからお店の名前を決めやすいように思えますが、喫茶店やカフェとなると……
わかりやすい名前がいいのでしょうか?
逆にミステリアスな言葉を並べて「どんなお店なんだろう?」と思わせてみる名前がいいのでしょうか?

この本にでてくるお店たちの名前は、その時代を反映しているものや、店主の拘りの塊のようなもの、その土地柄がわかるもの、などなどがギュッと詰まっていて、お店それぞれの生い立ちの紹介のように感じられます。
 
シンプルにオーナーの名前のままつけたり、ちょっと捻ってみたり。
(私の地元には「リバーストーン」という喫茶店があり、オーナーさんが石川さんです)

最近は、ネットで調べて、という方も多いから、よりカフェだと分かりやすくしたり。
名前のデザインやロゴなどが、写真に撮られて映えるようなものにしていたり。
デジタル社会だからこその、アナログで気骨を感じさせる名前もあって。

もちろん本の中身はカフェの紹介もたっぷりなので、いつどのページからでも読み返したくなる本です。
おいしそうなメニューの写真は、著者の「喫茶写真撮影家」という肩書きに納得です。

どんな名前にしても、お店のオーナーの思いがあります。
これからどんなお店にしていこうか、楽しんでもらえるお店へと成長させる努力が綴られていて、可能であれば実際にカフェを訪ねてみたくなりました。

文/ アトレ大井町店・YT
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