930『総司の夢』/小松エメル/講談社 講談社文庫/920円+税外部リンク 
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新選組に興味を持ったきっかけは大島渚監督の映画『御法度』を鑑賞したことでした。
原作は司馬遼太郎さんの『新選組血風録』。
教科書では1~2行しか書かれていない新選組にはじめて触れ、衝撃を受けたのを覚えています。
それから司馬さんの『燃えよ剣』を読み、文献を読み、新選組の泥臭く・人間臭く、それでいて儚い生き方にどんどんと興味を持ちました。
しかし司馬遼太郎さんの描く「新選組」があまりにも輝いていて、他の作品を手に取ることはなく何年も過ぎていきました。

そんなある日、表紙とタイトルに惹かれて読んだのが『総司の夢』です。
史実に基づきながらも、想像を肉付けして出来上がった「新選組」のイメージを壊すことなく、頭の中で隊員たちが生きている。
この感覚は久しぶりのもので、やっと私の中の凝り固まった「新選組像」から解放された気持ちでした。

様々な新選組関連の本を読まれている方にもおすすめですが、初めて読む、本自体あまり読まないという方にも読みやすく、「新選組入門」としても良いと思います。
同作者の『夢の燈影 新選組無名録 』『歳三の剣』とも世界がリンクしているので、是非3冊一緒に読みたい作品です。

文/ アトレ新浦安店・KA

\ 文庫です /

『夢の燈影 新選組無名録』
講談社文庫/660円+税
HonyaClub詳細 在庫検索
\ 単行本です /

『歳三の剣』
講談社/1,700円+税
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