ひとつむぎの手『ひとつむぎの手』/知念実希人/新潮社/1,400円+税外部リンク 
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命と向き合い、闘っているのは患者だけではない。
医師たちもまた、懸命に闘っている。
現役の医師である、著者だからこその表現の繊細さ。

医療×ミステリーの位置付けに反して、
するりと物語に入りこめるのは、
ぶれない「核」が「人間」であるから。

全編を通して、ある「犯人探し」があるのですが、
それだけではなく、章ごとにしっかりと物語があり、
研修医と研修医の指導をしている医師に様々な問題が起きる。

特に第3章は子供のがんに関して、
研修医が自分の過去と向き合わなければならなくなる。

「医師は親しい患者が亡くなっても、泣くことは許されない。
 患者のために泣くのは、家族の権利だからだ」

箱ティッシュのご用意を!!

文/ ラスカ小田原店・YN
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