324平成三十年(上) 何もしなかった日本』/堺屋太一/朝日新聞出版社 朝日文庫/860円+税外部リンク 
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「当たったこともあれば、外れたこともある。
だが、時代の雰囲気は見事なまでに当たった」

著者・堺屋太一がここまで言った小説。

1997年から約1年間、新聞連載された近未来小説。
20年以上前、平成9年の地点から「平成三十年」の日本を予測して書いた小説。

令和元年になり明るい未来を予測して進んでいたけど、実はこの小説に予測されていた事態になっている。
少子高齢化・失業・消費税・財政赤字……。

「改革」を行わず「何もしなかったら」どんな未来が待っているのかを予測した小説ではあるが、ほぼ「当たり」である。
20年前に現代日本が抱える問題を対立軸とし明確にあぶり出している。

実はこの小説、登場人物名前が戦国時代の豪商・武将をもじっているんです。
ちょっと違和感はありますが、こんな豪快な政治家が今の時代にいてもいいんじゃないのって思っちゃうんです。
「織田信介」のような政治家が現れてくれたらな……。

堺屋太一の「先見の明」はすごかった……。

文/ アトレ目黒店・R


『平成三十年(下)
天下分け目の「改革合戦」
堺屋太一/朝日文庫/860円+税
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