014『アリス殺し』/小林泰三/東京創元社 創元推理文庫/740円+税外部リンク 
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インパクトのあるタイトルと、一見可愛いけれどこか禍々しい表紙に惹かれて手に取った一冊です。
不思議の国に迷い込んだアリスの夢ばかり見ている栗栖川亜里。
ある日、夢の中でハンプティ・ダンプティの墜落死に遭遇したかと思うと、目覚めた世界でもそれにリンクするような死亡事件が起こり、その後も夢と現実が互いを映し合うように怪事件が続きます。
犯人の疑いをかけられてしまったアリスを救うべく、亜里は事件を調べ始めますが……。


「不思議の国」と「地球」を行ったり来たりしながら話が進みますが、それほど混乱することなく読み進める事ができます。
お馴染みのキャラクターもたくさん出てくるのでアリスの世界観を知っていた方が楽しめますが、ミステリとしても十分面白いのでアリスを読んだことがなくても大丈夫だと思います。
(ただし、かなりグロテスクな描写があるので、苦手な方はご注意ください)


帯のキャッチコピーが「どれだけ注意深く読んでも、この真相は見抜けない」という挑戦的なものなので、心して読み始めたのですが、やはり見事にだまされました。

その驚愕の真相とは……?
ぜひ、ご自身で確かめてみてください。

文/ アトレ川崎店・SH
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