風都探偵『風都探偵』01/石ノ森章太郎:原作 三条陸:脚本 佐藤まさき:漫画/小学館/552円+税外部リンク 
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「さあ、お前の罪を数えろ!」

『仮面ライダーW』の放送終了から7年、左翔太郎とフィリップの二人が帰ってきた!!

人を魔人に変えるガイアメモリをばらまいていた組織・ミュージアム壊滅後の架空の街「風都」を舞台に、街に残されたメモリの力で魔人化したドーパントによる犯罪がいまだ続く中、探偵事務所を営む翔太郎とフィリップの2人が、ガイアメモリを持つ記憶を失った少女ゆきめと出会うことで、新たな物語が始まります。

彼女がなぜガイアメモリを持っていたのか……。
そして連続するドーパントの事件の中で、暗躍する新たな組織の影……。

仮面ライダーシリーズでは「W」が一押しの自分としては、風都を舞台にした新しい物語が体験できるだけでもワクワクが止まりませんが、コミックを読んで驚いたのは、実写だった『仮面ライダーW』の世界がコミックでも違和感なく再現されているそのクオリティの高さです。

それもそのはずで、この作品では、当時脚本を担当した三条陸氏がそのまま脚本を担当し、クリーチャーデザインはこれもまた当時担当していた寺田克也氏が手がけ、プロデューサーだった塚田英明氏が監修しています。
ほぼスタッフそのままに実写からコミックへと表現の舞台を変えただけなので、クオリティが高いのも納得です。
もちろん、作画担当の佐藤まさき氏の画力があってこその再現であることを忘れてはいけません。


続編ではあるものの、これ自体で一つの作品として成立しているので、本編の『仮面ライダーW』を観ていなくても十分楽しむことができます。
ですが、本編を観ていた方がその何倍も楽しめますので、未見の方はぜひ本編もチェックして下さい!
各巻の巻末には、当時のキャストやスタッフの方のインタビューが掲載されており、ファンには嬉しい特典となっています。


コミックとしての完成度も高い作品であり、仮面ライダーファンだけでなく、それ以外の方も楽しめるエンタテインメント作品だと思います。

この作品を読んで本編にも興味を持っていただけたら嬉しいです。

コミックだけでも十分満足できなくはないですが、W好きとしてはここまでのクオリティをぜひ実写にして観てみたいという欲求が止まりません!
東映様、ぜひこの作品をオリジナルキャストで実写化して下さい!!
自分は吉川晃司さん演ずるおやっさんと桐山漣演じる翔太郎が絡む姿を、想像ではなく実写で観たいのです。
今や大人気の菅田将暉さんをはじめ、キャストの方がたのスケジュールを抑えるのが困難であることは重々承知ですが、一ファンとして何卒よろしくお願いします。

コミックは、2019年現在で6巻まで発行されています。
現在最新刊の6巻からは、本編でも描かれなかったエピソード “ビギンズナイト” 編が始まっています。

文/ アトレ新浦安店・HS

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