なまえのないねこ『なまえのないねこ』/竹下文子:文  町田尚子:絵/小峰書店/1,500円+税外部リンク 
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表紙のかわいい猫は、「なまえのないねこ」みたいです。

こんなにかわいい、けど鼻のあたりや耳に傷があります。
のらねこ……とはいわれたくないらしいのでサバトラ猫と呼びます。

サバトラ猫が名前を探すお話。

出会う猫たちには名前がついています。
おそばやさんのねこは、つきみ。

お寺の猫は、じゅげむ。
だし……(二匹ともぴったり!)

「じぶんで つければ いいじゃない。
ねこ いっぴきぶんの なまえくらい、 さがせば きっと みつかるよ」

さすがじゅげむ!
奥の深そうなことを言います。

けど、そういうことではなかったのですね。

ふと「声が聴きたいな 名前をよんでよ」
と歌われるラブソングが浮かびました。

名前をつけてもらうこと、名前を呼んでもらうことをサバトラ猫は望んでいたけれど、
本当に欲しかったものはべつのものだったようです。

子猫の頃には「こねこ」と呼ばれ
大きくなったら「ねこ」と呼ばれたサバトラ猫が
どうしてそうなったか、はわかりません。

『なまえのないねこ』がいなくなる世の中になるといいと願います(あ、猫だけでなく)。

見開き最初にたくさんの猫がいます。後ろの見開きにもおなじ猫たち。
みんなに名前がついています。

あっ、
表紙の猫にも名前がついたみたい!!
ぜひ読んで、名前を呼んで、あげてください。

文/ ルミネ横浜店・R.M.

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