無題『medium 霊媒探偵 城塚翡翠』/相沢沙呼/講談社/1,700円+税外部リンク 
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久しぶりに、ぐんぐん読めるミステリに出会った。て、いうか、前評判がすごすぎて、本当に絶叫するのか? 霊媒探偵でしょ? なんか胡散臭くて、漫画チックみたいなんじゃないかと思っていたら、あれ、これ、なんだよ、面白すぎる!

推理作家として難事件を解決してきた香月史郎は、美しすぎる霊媒師、城塚翡翠と出会う。
大学の後輩、倉持結花が占い師に「霊が見える」と言われ、その真意を確かめるために翡翠を紹介された。
その付き添いで共に出かけることになったのだが。

以下、あらすじ入りでご紹介しています
ネタバレにご注意ください
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本当に霊がついているかどうか、住んでいるところを見たいという翡翠の申し出を結花は快諾し、香月も同席することになった。
そして、約束の朝、結花のマンションを訪ねると、なんと彼女は殺されていたのだ。

その事件を霊視と論理力で解決した香月と翡翠は、次は怪奇推理作家殺人事件と遭遇する。
霊媒に興味がある作家・黒越篤から翡翠をぜひ紹介してくれと頼まれ、黒越が所有する別荘でのバーベキューパーティーに招待されたのだ。
そして、その夜、黒越は何者かに殺害されてしまう。
容疑者は、パーテイの後もそこで泊まり込んだ香月と翡翠と他の3人の客。
この事件もまた翡翠の力で解決に導かれた。

そして、次はとある高校で起こる連続殺人事件。
女子生徒が何者かに次々と絞殺されるという事件が3件起きる。
そして、あやうくというところで、またしても翡翠の霊媒師としての力で見事に解決。

が、このお話はここでは終わらず。
香月は、この一連の事件が起きる前から多発している連続殺人鬼の正体をつき止めるために、捜査一課の刑事である鐘場と翡翠とともに動き出す。
しかし、何人もの犠牲者を出しているシリアルキラーの次の標的が、なんと翡翠自身だったのだ……

ここからの展開がすごくて、そうかすべてが伏線だったのか、あれはこうで、これはこうで、こうこうこうで、ともかく目から鱗の展開に度肝を抜かれること間違いなし!
このミステリは、面白い!とはよく言ったもので、本当に面白いミステリでした。

文/ 藤沢店・AS
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