金木犀とメテオラ452『金木犀とメテオラ』/安壇美緒/集英社/1,700円+税外部リンク 
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中高生の頃の夢を覚えていますか?

この小説は境遇の異なる2人の女の子、それぞれの視点で語られています。

1人目の主人公、宮田佳乃は母親のようなピアニストを目指していました。
しかし、母親が亡くなってから、父親との関係も上手くいかず、父親により強制的に北海道の新設校に入学。寮生活を送る事になります。
自分の新たな存在価値を見出す為、ピアノの代わりに東大入学を目指すのですが……。
もう1人の主人公、奥沢叶は美少女で優等生。
今の状況から抜けだし、自分の明るい未来への第1歩として、東京大学を目指します。
そして、同級生との関わりの中で、自分のみが困難を抱えている訳ではない事に気が付きます。

物語には、この年代特有の緊張感、悩み、将来の夢が加乃や叶、同級生達を通して表現されており、彼女たちを応援したくなります。
タイトルに金木犀が入っている理由はこの時間(とき)にあると思います。

ぜひ、タイトルの意味を確かめると共に、あなたもかつての自分の夢を思い出してみてはいかがでしょうか。

文/ ららぽーと海老名店・A.T
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