913『キッチン』/よしもとばなな/新潮社 新潮文庫/430円+税外部リンク 
有隣堂の在庫を探す

今回取り上げるのは、
吉本ばななさんの代表作『キッチン』です。

有名なので知っている方も多いのではないでしょうか。

本作は短編三本から構成されており、
とても読みやすいボリュームとなっています。

主題である「キッチン」は、
主人公の祖母の死から始まるある親子との共同生活を中心に、
生と死について、また人と人との繋がりについて、
優しく淡々とした描写で描いています。

三本全ての短編を通して、
自分の心と対話をするような感覚で読むことができ、
読み終えた後は静かな感動がある、そんな作品です。

読みやすさ重視で選んだ本ですが、
改めて読んでみて、とても味わい深く良い作品だなと感じました。

きっと、人生の色んなタイミングで読み返して、
そのたびに違う魅力がある本なのではないかと思います。

毎日が忙しく、本を読むことから離れがちな人にもおすすめです。
全197ページの心温まる小説「キッチン」、これを機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。

文/ センター南駅店・A.Y

2014/2/28以前の記事は、5%税込の商品価格を表示しています。
本体価格(税抜価格)はリンク先のHonyaClub、在庫検索などでご確認ください。
----------