『うつくしが丘の不幸の家』/町田そのこ/東京創元社/1,600円+税
一軒の家で起こる五つの家族の、連作短編集。
一作目の主人公美保理が「この家で幸せになろう」と思った矢先、
近所の女性から「ここが『不幸の家』って呼ばれているのを知っていて買われたの?」と言われてしまう。
この家の前の居住者に一体何が起こったのか?
そして、美保理はこの家で幸せになれるのか。
一軒の家で起こる五つの家族の、連作短編集。
一作目の主人公美保理が「この家で幸せになろう」と思った矢先、
近所の女性から「ここが『不幸の家』って呼ばれているのを知っていて買われたの?」と言われてしまう。
この家の前の居住者に一体何が起こったのか?
そして、美保理はこの家で幸せになれるのか。
登場人物が魅力的で、それぞれの家族がかかえる問題が興味深いです。
各々の問題と、どう折り合いをつけていくのか。
一話ごとに家に残された疑問が生まれ、その疑問が次の話で解消されていく。
そして、最後には思いもよらない結末が待っている。
ぐいぐい読めて、前向きな気持ちになれる作品です。
町田そのこさんは今まさに注目の作家。
最新作『52ヘルツのクジラたち』は本屋大賞、凪良ゆうさん推薦帯です。
他の作品も心にしみるので、お勧めです。
文/ ららぽーと海老名店・M.Y
各々の問題と、どう折り合いをつけていくのか。
一話ごとに家に残された疑問が生まれ、その疑問が次の話で解消されていく。
そして、最後には思いもよらない結末が待っている。
ぐいぐい読めて、前向きな気持ちになれる作品です。
町田そのこさんは今まさに注目の作家。
最新作『52ヘルツのクジラたち』は本屋大賞、凪良ゆうさん推薦帯です。
他の作品も心にしみるので、お勧めです。
文/ ららぽーと海老名店・M.Y