583身近な生き物 オス・メス「見分け方」事典』/木村悦子 今泉忠明/ベレ出版/1,600円+税外部リンク 
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ペットショップや動物園にいる生き物たちのオス・メスを、皆さんは自分で区別ができますか?

生き物の中には簡単には区別できないもの、環境によってオス・メスと変化してしまうもの、オス・メスが同体になっている生き物、そもそも区別のない生き物などもいるんです。
外見的な大きさや色などでわかれば簡単ですが、専門家や飼育員でも見た目で見分けるのが困難な生き物がいます。
日常の行動などから区別することになる様です。

当たり前すぎますが、どうしてオス・メスのペアシステムがあるのでしょう。

哺乳類はオス・メスの同種二個体間での遺伝子を混合することで子孫を残してきました。
これは遺伝子のバリエーションを沢山作る事で、自然環境の悪化や病気などから生き残る確率を高くしてきました。
区別のない単体で繁殖する生物もいます。
条件が良ければどんどん繁殖しますが、同じ遺伝子のため環境悪化の影響でダメージを受けると長い間では絶滅してしまう可能性があります。
環境によってオス・メスに変化して生き延びてきた生物もいます。

厳しい環境を長い間生き残っていくため、いろんな戦略を使って生き物たちは子孫を残して来ました。

セキセイインコのメスは一匹で飼っていても光や温度、巣をイメージさせるものの存在がきっかけで卵を産んでしまう事があるそうです。
人間の飼い主さんに疑似恋愛をして、卵を産んでしまうほど愛情深いメスもいるそうです。
発情期はちょっと距離を置きましょう。

文/ STORY STORY(小田急百貨店新宿店 本館10F)・YT

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