161『江戸城を歩く』／黒田涼／祥伝社／1,050円(5%税込)詳細
あまり歴史に詳しくない人に「江戸城はどこにあった？」と聞くと、ほとんどの人が「今の皇居の場所」と答えるでしょう。
それも正解といえば確かに正解なのですが、実際の江戸城はもっと広範囲にわたるものでした。
皆さんがよく使うであろう中央線の四谷から御茶ノ水のあたり、ショッピングに出掛けるであろう銀座のあたり、全て江戸城の城内だったのです。
そんな広範囲にわたる江戸城を『散歩がてらに遺跡さがしをしてみよう！』というのがこの本の主旨になっております。
とは言っても、「都内は開発しつくされているのだから遺跡など残ってるはずがない」と思われるかもしれませんが、実際に歩いてみると意外と残っているものなのです。
歴史好きな人はもちろん、そうでない方にもちょっと散歩がてら、買い物がてら、この本を片手に遺跡めぐりをしてみてはいかがでしょうか？
いつも歩いている街の風景がちょっと違った景色に見えてくるかも知れませんよ。

文／ ミウィ橋本店・ＨＫ
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