表紙『一外交官の見た明治維新(上)』/アーネスト・メーソン・サトウ 坂田精一:訳/岩波書店 岩波文庫/840円+税外部リンク 
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今年は明治維新150年。
大河ドラマ西郷どんは佳境に入り、明治維新関連本は引きもきらずに出版されている。

その中にあって、ひときわ異彩を放っているのが本書・『一外交官の見た明治維新』。
出版は1921(大正10)年、著者はイギリス人外交官アーネスト・サトウ。


サトウが初来日したのは1862(文久2)年。着任直後には生麦事件が起き、攘夷論に拍車がかかる。
その流れは倒幕から王政復古へと続いてゆく。

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