過去の「本の泉」

『炎路を行く者』

炎路を行く者『炎路を行く者』/上橋菜穂子/偕成社/1,575円(5%税込)詳細
児童文学の賞を総ナメした「精霊の守人」シリーズの番外編です。
主人公バルサとシリーズの中で重要な位置を占める登場人物ヒュウゴの10代の頃の物語の2本立です。 [ 続きを読む ]



『終電ごはん』 

203『終電ごはん』/梅津有希子・高谷亜由/幻冬舎/1000円(5%税込)詳細
終電でなくても、遅い時間にお腹がグーグー言わせながら電車に乗って帰るのって切ないですよね。深夜帰宅の旦那様や家族に、眠い目を擦りながらご飯を作るのもきっとつらいでしょう。
この本はそんな皆様の救世主。心のよりどころになります。 [ 続きを読む ]



『深読みフェルメール』 全点踏破への3作品

フェルメール『深読みフェルメール』/朽木ゆり子 福岡伸一/朝日新聞出版/819円(5%税込)詳細
休みの日に上野の美術館でフェルメールの「真珠の耳飾りの少女」「ディアナとニンフたち」「真珠の首飾りの少女」を観ました。
オランダ、ハーグ市にあるマウリッツハウス美術館のコレクションが来日するのは12年ぶり3度目、「真珠の首飾りの少女」に至ってはドイツベルリン国立美術館より初来日という作品です。 [ 続きを読む ]



『ぼおるぺん古事記 1(天の巻)』

本の泉表紙『ぼおるぺん古事記 1(天の巻)』/こうの史代/平凡社/1,050円(5%税込)詳細
原文で読むと難しすぎてわからない古事記ですが、マンガなら少しはわかりやすいかも、と思って手に取ったのがこの本でした。
イザナキとイザナミの若夫婦が日本を作り、黄泉の国での別れ、そして、その子どものアマテラスの天岩戸のお話から、スサノオの諸国漫遊までが1巻です。

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『雪のひとひら』

本の泉805『雪のひとひら』/ポール・ギャリコ/新潮文庫/460円(5%税込)詳細
季節はずれのタイトル!と思わないでください。
この物語は‘雪’を女性の一生になぞらえたステキな読み物なのです。
‘雪のひとひら’は「地上何マイルも離れたはるかな空の高み」で生を受け、長い旅に出ました。
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『パレオマニア』 

パレオマニア『パレオマニア』池澤夏樹/集英社文庫/900円(5%税込)詳細
旅にも様々な形があるが、この男の旅はかなり贅沢な旅である。
男は決心する。
「大英博物館で好きなものを見つけ、よくよく見てからその作品が作られた土地へ行ってみよう。そういう旅をしばらく繰り返そう」と。
そして男は旅に出た。 [ 続きを読む ]



『花実の咲くまで』 ・・・ステキな花が咲きそうです。

007『花実の咲くまで』Green Books/堀口順子・みずうちさとみ/小峰書店/1,470円(5%税込)詳細
小学生の甥っ子が二人居ります。
やかましくて、わがままで、「コノヤロウ」と思うことも多々ありますが、お気に入りの友達でもあります。 [ 続きを読む ]



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