それをお金で買いますか『それをお金で買いますか 市場主義の限界 what money can't buy』/マイケル・サンデル/早川書房/2,200円(5%税込)詳細
ダフ屋をどう思いますか?
コンサートなどにダフ屋がいても、あまり気にならない。
では、ある国では病院に順番待ちの行列ができ、整理券をダフ屋が売っているそうですが、それはどう思いますか?
子どもに本を読ませるため、勉強させるためにお金を与えることは、どう思いますか?
作家が企業と契約して、商品名が複数回登場する小説は読みますか?
生活に困って、自分の名前が売れるとしたら、売りますか?売りませんか?いくらなら売りますか?

『これからの正義の話をしよう』のマイケル・サンデルが、市場主義について考えさせてくれます。
こんなことを考えても、お腹はふくれない。
一文の得にもならない。
考えたからといって、何かが変わるわけではない。(たぶん)
でも、こんなことを考えている人が多い社会のほうが、安心できる。
懐が深いような気がする。
ちがうだろうか?

スイスのある村では、核廃棄物の処理場を51%の人が受け入れた。
でも、一人一人に保証金を払うことにしたら受け入れる人は半減してしまった。
国のため、公共心から受け入れを回答した人が、考えを変えてしまったのだ。
お金は何かの持つ意味を、変えてしまうことがある。
面白くもあり、ひやりとした感じもある。

5月28日のことですが、東京国際フォーラムで行われた「マイケル・サンデル特別講義」を聴講しました。
説明し、質問し、発言者を指名し、日本人の名前を時に発音しづらそうに繰り返し、ユーモアもはさむ。
カッコいいぞ!マイケル・サンデル!
そして、白熱教室の名のとおり、来日に疲れも見せず、時間を超過して講義してくれた。
元気だぞ!マイケル・サンデル!
私は翌日へろへろだったのに。
なぜ元気なんだマイケル・サンデル!
つぎは、「ハーヴァード白熱健康教室」を書いてくれ!マイケル・サンデル!
売れないかな?

文/ アトレ亀戸店・MT
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