ジユウデアリツヅ971『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』/四角大輔/サンクチュアリ出版/1,260円(5%税込)詳細
著者は、7度のミリオンヒット、オリコン1位20回を導き出した元アーティストプロデューサー。
現在は、15年間勤務したレコード会社を退職し、原生林に囲まれたニュージーランドの湖畔と東京都心を往来するノマドライフを送っている。
華やかな経歴に思えるが、「思えばひどい20代だった」と著者は語る。

場の空気が読めず、組織の慣習にも従えない。自分が正しいと感じることしか行動できない。そのために常識知らずとされて、会社での評価は最低だった。苦しくて周囲にあわようと努力したものの、今度はストレスで体調や心に変調をきたす始末。その結果、出した結論が「20代は捨てる」という覚悟。

人付き合い、出世、プライド、流行など、ほとんどのものを捨て、最後の最後に心の真ん中に残ったものだけを大切にした。すると、周りと違う仕事のやり方を、「独創的」だとされ、多数意見に流されないことが、「信念」があると言われ、業界や組織の常識を疑う姿勢が、「イノベーティブ」だと称されるようになった。
引用元/サンクチュアリ出版HPより抜粋 URL:https://www.sanctuarybooks.jp/book-details/cate00005/book527.html

この著者は特別な例だけれど、多かれ少なかれ若者にとっては生き辛い世の中になってきていると感じます。
これは斬新だ!新しい!と思って独立しても、既に誰かが先んじていて。
信念を持って会社勤めに励んでも、管理され芽さえ出せないままかもしれない。
経済が停滞期に入り、物も情報も飽和していて身動きしづらい中で、理想通りに生きていくにはどうしたら良いのか。捨てて捨てて捨てた先の、「心の真ん中に残ったもの」って一体なんなのか。

その答えはすべて、この本の中に。

文/ ルミネ横浜店・MM
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