606『輪違屋糸里 上』/浅田次郎/文春文庫/610円(5%税込)詳細

新撰組のドラマ、映画、小説の中で見所と言えば同士芹沢鴨の暗殺シーンだと思います。
この『輪違屋糸里』は粗暴な悪人として描かれることが多い芹沢鴨をさらに深掘りした新撰組のスピンオフ的な小説で、
置屋の芸妓糸里をはじめ女性の視点から新撰組を読み解いています。
浅田さんの作品は流行の時代小説とは違い、史実を基にした人間描写と話の展開がたいへんよく練りこまれていて、思わず史実を錯覚してしまうほどリアルな印象を読後に与えてくれます。

文/ アトレ新浦安店・YD

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下巻/文春文庫/610円(5%税込)詳細

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