メディアファクトリー『超人ロック ホリーサークル』第1巻の出版を記念して、2012/8/5(日) 横浜駅西口コミック王国で聖悠紀先生のサイン会が開催されました!
今年で45周年を迎える日本最長のSFコミック!『超人ロック』シリーズを手掛けていらっしゃる聖先生は、ひとりひとりに笑顔で丁寧にイラスト入りサインを描いてくださって、ファンの方も大満足の様子でした。
大盛り上がりのサイン会のレポート&インタビューをお届けします。
サイン会レポート
(画像はクリックすると拡大)
サイン会始まりました~ |
ファンの方ひとりひとりに笑顔で応じる聖先生 |
この世に1枚だけのイラスト、宝物ですね! |
サイン会を終えたばかりの先生に突撃インタビュー!
――サイン会お疲れ様でした!ありがとうございました。サイン会の感想をお聞かせ頂けますか?
聖先生: たくさんのお客様が来てくださって有難いですね。
長年支持してくださっている方が多くて、本当にありがとうございます。ずいぶん長く描いてきたんだな~と改めて実感いたしますね。
初めて来て下さった方も結構いらっしゃって嬉しかったですね。
――先日は(2012/7/14)、ファンイベント「超人ロックSPECIAL NIGHT2012 聖悠紀デビュー40周年+1」が開催されたと伺ったのですが、今後もいろいろなイベントをなさる予定ですか?
聖先生: そうですね。昔は描くだけで精一杯で余裕がなかったんですけど、今後はいろんな形で感謝の気持ちを伝えて行きたいという気持ちがあります。
――同人誌で最初に描かれた1967年から数えると、今年で45周年を迎える『超人ロック』シリーズですが、作品のルーツや原点はどこにあるのでしょうか?
聖先生: 子供の頃からSFが好きで、ハインライン(ロバート・A・ハインライン)とか、アシモフ(アイザック・アシモフ)とか、クラーク(アーサー・C・クラーク)とか読んでいましたからね。その影響で描き始めたわけです。
本格的に描き始めたのは高校生の頃ですね。その頃イギリスのポップシンガーでドノヴァンの「狂人ロック」という曲からヒントを得て始めました。
――先生はネームはどのように組み立てていらっしゃいますか? いつも結末を頭に描いてから作られますか?
聖先生: 結末を決めてから描くことはほとんど無いですね。時には最後を頭に描いてから描く事もありますが、たいがいは最後を決めないで描いています。
――では、超人ロックの最終話も……
聖先生: 特に決めていないです。これからどんな話になっていくのか分からないので、楽しみにしていてください。
――長く漫画家として活動されてきた中で、ご苦労された点はございますか? ライバルや、意識されている漫画家さんはいらっしゃいますか?
聖先生: アイデアが出なかったりネームが描けなかったりで眠れない日もありましたけど、いやな事は忘れてしまいました。ただ面白い作品を描きたいという信念で今までやってきました。
ライバルや意識している漫画家さんは特に居ないですね。あえて言うとするならば、全員がライバルですね。
――先生は普段はどんな漫画や小説を読んでいらっしゃるんでしょうか?
聖先生: 普段よく読むのは、小説はSF専門ですね。漫画はフラッパーは必ず読みますし。いろいろな作品を読んでいますよ。面白い作品がたくさんありますね。
――最後に、ファンの方へ何かメッセージがございましたらお願い致します。
聖先生: ありがとうございます。40年以上も続けられたのは、支持してくださったファンのお陰です。
これからも描き続けていきますので是非応援して下さい。よろしくお願いします。
――聖先生、どうもありがとうございました。
* * *
車の運転が大好きだとおっしゃていた聖先生。スポーツカーで颯爽とご帰宅なさったお姿がとても印象的でした。
SFがお好きで、少年のような眼差しと限りない探究心をお持ちの聖先生!
これからもご活躍を期待しております。
本当にありがとうございました!!
文/有隣堂・徳永
メディアファクトリー(コミックフラッパー) 620円(5%税込) |
SF超大作サーガ『超人ロック』シリーズ最新エピソード! 月刊コミックフラッパーにて大好評連載中です。