『仕事をしたつもり』星海社新書2/海老原嗣生/星海社 講談社/861円(5%税込)
「ん?俺のこと?」「そう、君のこと。」「そうかなあ。」「読んでみれば。」(パラパラ)「読み易そうだね。」「でも中身は濃いよ。」「ふーん。まあ読んでみようか。」私の頭の中でこんな会話が本との間で交わされた。
「ん?俺のこと?」「そう、君のこと。」「そうかなあ。」「読んでみれば。」(パラパラ)「読み易そうだね。」「でも中身は濃いよ。」「ふーん。まあ読んでみようか。」私の頭の中でこんな会話が本との間で交わされた。
『仕事をしたつもり』・・・ちょっとドキッとするいい書名である。ドキッとすること自体、もう深みにはまっている証拠かもしれない。文章は平易、実例は興味深い。思わず納得してしまう指摘も多い。但し、実行するとなるとこれは相当難しいだろう。自分を変えるのは並大抵のことではない。それでも自分の仕事を見直すよい機会を与えてくれた一冊であることは確かである。
文/スタッフ部門・TI
文/スタッフ部門・TI