©1stPLACE ©2012 Jin,Shidu/
BOOKWALKER ©MahiroSatou/
MEDIA FACTORY
『カゲロウデイズ』第1巻(メディアファクトリー刊)発売を記念して、2012/12/2(日)、有隣堂西口コミック王国で佐藤まひろ先生&じん(自然の敵P)先生のWサイン会を開催致しました。
「カゲロウデイズ」は日本のネット界を日々賑わしている超人気クリエイター・じん(自然の敵P)氏のボカロ(歌声合成技術「VOCALOID」)楽曲のひとつ。
じん氏が自ら手掛けた同名小説『カゲロウデイズ』シリーズ(エンターブレイン KCG文庫)も空前のヒットの中、待望のコミックが発売されました!
楽曲から誕生した世界観に多くの人が心を奪われ、本の世界にも新しい風を吹かせているお二人の大注目のサイン会&佐藤先生のインタビューをお届けします!
サイン会レポート
感極まる方も多数!
サイン会を終えて、佐藤まひろ先生に突撃インタビュー!
――初めてのサイン会はいかがでしたか?
佐藤先生: サイン会の開催ありがとうございました!
すごく緊張しました。ずっとテンパってしまいました。ファンの方は若い方も多かったのですが、男性の方や年配の方もいらしてくださって嬉しかったです。
――そもそもどのような経緯で佐藤先生は「カゲロウデイズ」を連載なさる事になったのでしょうか? 元々楽曲でつながっていたのですか?
佐藤先生: いえ、じん先生とはまったく初対面から連載スタートです。
「カゲロウデイズ」連載のコンペがあり、編集さんにやってみないかと声をかけられたのがきっかけです。
それまでボーカロイド曲をあまり聞いたことがなかったので、それから「カゲロウデイズ」やほかの関連楽曲も聴かせていただくようになりました。
小さい頃から漫画を描くのは好きだったのですが、本格的に描き漫画を描き始めたのは中学生になったころでしたね。それからしばらく描かない時期もあったのですが、社会人になってから本格的に描き始めました。
――「カゲロウデイズ」という大きな世界観を漫画で描く上で、心がけている事は何でしょうか?
佐藤先生: もともとのファン方が持っているイメージ、世界観を描けるように心がけています。
人気作品なので連載スタートするに当たってはとっても緊張しましたが、じん先生ともお会いして、たくさん打ち合わせをさせていただいています。
シナリオをじん先生が作ってくださって、それをネームに起こして漫画を描いています。
――映像化も予定されているとの事ですが、今後の見どころをずばり!教えてください。
佐藤先生: 今後の展開は、ぜひいろいろ楽しみにしていてください!
キャラクターの表情など漫画ならではの表現で描いていきます。ストーリーなど、まだお話出来ない部分もたくさんあるので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。
――佐藤先生が影響を受けた書籍や漫画がございましたら教えてください。
佐藤先生: 『るろうに剣心』の和月伸宏先生の作品はとても解りやすく、コマ割りやアクション、ネームなど、とても勉強させていただいています!
――最後に、ファンの皆様にメッセージをお願いします。
佐藤先生: 自分がおもしろいと感じる部分を、そのまま漫画で伝えていければと思います。ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。
これからも頑張りますので応援よろしくお願いします。
* * *
女子中学生を中心にたくさんの熱いファンの方に参加して頂き、大盛況のサイン会でした。ありがとうございました!
インタビュー/有隣堂・徳永
カゲロウデイズ 関連書籍
新感覚の青春グラフィティーコミック『カゲロウデイズ』は、月刊コミックジーンにて好評連載中です。ぜひ読んでみてください!
じん(自然の敵P)氏ご本人による書き下ろしノベル。すべての関連楽曲を繋ぐ物語がはじめて明かされる――
コミックとあわせてどうぞ!