『黒薔薇アリス』①~⑥/プリンセスコミックス/水城せとな/秋田書店/各440円(5%税込)『失恋ショコラティエ』の著者が描く、ヴァンパイアストーリー。
舞台は中世ウィーン
若きテノール歌手として活躍するディミトリ、そして密かに想いを寄せる貴族の娘アニエスカと婚約者であり友人のテオドール。ディミトリが事故に遭い、一命を取りとめてから彼の周囲では異変が起こりだし、3人の関係も歪んでいく。
『失恋ショコラティエ』でも濃度の高い恋愛を表現していた水城せとなさん。
2008年に発表の作品です。
いつも心理描写のうまさに、物語に引き込まれていくのですが、この作品でも余すことなく発揮されています。
中世から現代に舞台が移り、登場人物も増えていくのですが、その一人ひとりにバックボーンがあり、そのストーリーも興味深く、そして悲しい。
タイトルの「アリス」がいつ出てくるのか、気になって続きを買いましたが、ヴァンパイアの設定がとてもよく出来ています。
吸血樹
この言葉が気になった方は、ぜひとも続きを!
文/
アトレ新浦安店・EK



