雀蜂『雀蜂』/貴志祐介/角川書店/520円+税外部リンク 
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この本の著者、貴志祐介氏の著作で私が初めて読んだ作品は『青の炎』だった。
作品に引き込まれるという感覚はまさに『青の炎』を読んでいるときの私そのものだったと思う。

犯人である主人公の魂が乗り移ったかのように、読んでいる数日間はもちろんのこと、読み終わってからしばらくは私まで警察の目を恐れながら生活していた。
そんな著者の作品であるから、迷わず購入した。もちろんこの作品も私を貴志ワールドへと誘ってくれた。
まずタイトルや帯に書かれたコピーからなんとなくの内容は推測できた。
しかし読み始めると、私の推測を見事に裏切ってくれる展開に、眉間にシワを寄せながらページをめくる羽目になった。
急展開で窮地に立たされる主人公に愕然とし、またそんな主人公を次から次へと襲う絶体絶命のピンチに腹立たしくもなる。そして、最後の最後で明かされる驚愕の真実はまさに予測不能!

今回も十分過ぎるほどに私を引き込んでくれた貴志祐介氏作品に感謝の意を述べたい。

文/ 伊勢佐木町本店・HM
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