297『風に立つライオン』/さだまさし/幻冬舎/650円+税外部リンク 
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さだまさしの名曲「風に立つライオン」をモチーフに
書かれた「希望」の物語。
ケニアの戦傷病院で働く「オッケー、ダイジョウブ」が口癖の日本人医師航一郎。
銃槍を負い心を閉ざしていた少年兵ンドウングは航一郎から
生きる希望をもらい、やがて医師になり志を胸に東日本大震の
石巻にやってくる。            

舞台をケニアから被災地に移り物語は展開していく。
かつて航一郎がしてくれたように避難所の子供たちや人々と向き合い、
救いの手を差し出すンドウングと人々の温かい心を繋ぐバトンに感銘を受ける作品となっている。

            

航一郎の言葉に「ガンバレ」は人に言う言葉ではなく自分を叱咤する時の
言葉とある。強く、大きな心で他人と向き合っていた航一郎だが、
日本に残してきた恋人の事、内戦によって傷つけられる子供達の事を
思うと、自分自身も心が折れて挫けてしまうこともあったのではないか・・・?
そんな時自分へガンバレ。私も言ってみよう。「ガンバレ」と。
そして少しでも自分の元気が誰かを元気にできるように、ガンバッテみよう。

最近歳のせいか涙腺がゆるい。電車の中で読み進めていく中
ジワジワ、うるる・・涙が頬に。周りの人に気づかれないようにそっと涙を拭う。
けして、悲しいだけの涙ではなく、明日への希望、頑張ろうと思う自分への
決意の為に流れる涙のように思えた。
是非、この作品を読んで、希望の涙を流してください。
くれぐれも読む時は人前を避けてください・・・
文/ センター南駅店・MU

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