
続く第2弾は7月、店内奥の知育・児童書コーナー「Do!kids」で開催されました!
ちょうど世のお子さまたちが夏休みに入るタイミングということで、大人の方もお子さまもお楽しみ頂けるテーマ「すごい生きもの図鑑」に決定です!
さらに図鑑作りを手がける出版社の皆さん自らバトルにご参戦! スペシャルなビブリオバトルとなりました。
それではその様子をレポートしてまいりましょう。
ビブリオバトルはお子さまも楽しめる >>簡単なルール のコミュニケーションゲーム。
好きな本を持ち寄ってお友達と遊んでみてくださいね。
<第1ゲーム>テーマ「すごい生きもの図鑑」
第1ゲームは一般公募による生きもの好きなバトラーさんたちです。発表の様子はぜひ動画でご覧ください。

洋服や小物までコーディネートしてご登場のTさん

世界一大きな昆虫、小さな昆虫、長~い昆虫...あなたを感動させる135種の驚くべき昆虫たち!

昆虫の生態から多くを学ぶというSさん


人間の壊死した細胞を復活させる奇跡の虫?! 極小ドローンとして人間が虫を操る時代がくる?! 虫はすごい!

微生物を研究する学生・Nさん


ショック!! ピンク色のヤスデ?! そんな生きものたちに出会う冒険に出てみませんか?

さあ、いろいろなすごい生きものたちが登場する図鑑が紹介されましたね。
今回はちびっ子たちも興味津々で聞いていますよ。「一番読みたくなった本」みんなで投票です!
結果は……?

Sさんご紹介の『少しかしこくなれる昆虫の話』に決定! おめでとうございます!
虫が苦手な方もこれを読めば、「虫ってすごいじゃん」と少しだけ見直せるかもしれませんよ。
バトラーの皆さんもありがとうございました!
<2ゲーム>テーマ「すごい生きもの図鑑」
第2ゲームは図鑑作りを手がけるプロの凄腕編集担当さんたちによる本気バトルです!
トップバッターは業界に衝撃を与えた講談社『動く図鑑MOVE』シリーズ編集長M氏!
身近な生きものたちにもすごいことがたくさん! それを見逃さないよう一年中アンテナを張っておもしろい写真を探し続けるのだそう!

ユニークな図鑑作りに定評、文一総合出版「BIRDER」編集部のN氏! かぶりもので勝負!
生きている虫を撮影してリアルな写真を掲載! そのまさかの撮影方法とは?! かぶりものは生きもの愛溢れる営業さんの手作り!

ポプラ社編集局長 Y氏、ポプラ社と言えば図鑑と百科辞典の金字塔ポプラディアシリーズ!
5億年の歴史を5分間のお手製紙芝居で紹介!
図鑑制作ここだけの話。出版社が“大昔の生きもの”図鑑を作るワケとは?!

学研マーケティング 図鑑・百科を手がける室長M下氏。5分間の発表に図鑑愛が止まらない!
スマホ、タブレットの無料アプリをダウンロードして図鑑の写真にかざすと……?!
「おお~」の歓声が!


STORY STORYの店内奥「Do!kids」コーナーにはいつの間にかたくさんの立ち見の方々が!
図鑑作りのプロ、凄腕編集さん自ら語る制作秘話やすごい生きものたちの紹介にお子さんから大人の方まで惹きこまれています。
「一番読みたくなった本」大注目の投票結果は……
なんと! 文一総合出版『日本の昆虫1400』とポプラ社『大昔の生きもの』の同数票による決戦投票です!
僅差の末、見事チャンプ本に選ばれたのは、

文一総合出版 N村氏ご紹介『日本の昆虫1400』でしたー!!!
おめでとうございます!!!
この夏休みの過ごし方は親子で一緒にポケット図鑑を携えて身近な昆虫探しに決まりですね♪
バトラーの皆さんありがとうございました~!
図鑑はおもしろい!図鑑制作ウラ話座談会
ビブリオバトル終了後は、第2ゲームにご出演頂いた出版社の皆さんにふたたびご登場頂き、5分では語りきれなかったアレコレを伺いました。
中でも各社ご担当編集さんそれぞれの図鑑への思いが伝わるお話を抜粋してお届けしますよ。
(以下、文=文一総合出版、ポ=ポプラ社、講=講談社、学=学研マーケティング ※敬称略 です)
→全トークはぜひ動画でチェック!
Q1 ビブリオバトルに参加してみていかがでしたか?
文 「いろいろな人にわかりやすく伝えるには5分て短い、難しいなあと思いました」
ポ 「予想より早く話し終わって逆に時間が余ってしまった。もっとゆっくり話せばよかったと反省」
講 「ポストイット貼っておけばよかった。探している間に終わってしまった(笑)」
学 「あと10倍くらい練習しなければダメだなと(笑)」
Q4 思い出の図鑑、図鑑作りに目覚めた図鑑はありますか?
学 「こどもの頃は図鑑にあまり興味がなかったのですが、この仕事でたまたま図鑑を担当するようになり出逢った言葉があります。“地球上の生きものの中で他の生きもののことを考えられるのは人しかいない”。それを聞いた瞬間に『生きもののことを考えるって素晴らしいことなんだ』と心の底から思えたので、辛いことがあっても我慢できます(笑)」
講 「幼稚園くらいのときに買ってもらった小学館さんの動物図鑑が大好きで、ボロボロになるまで持ってました。今の図鑑作りにつながるものでは『Newton』(ニュートンプレス)という雑誌で、難しいこともイラストや写真で感動とともに興味をもつことができたので、そういうものを子どもたちにも持ってもらいたいなと思いました」
ポ 「講談社さんの『こどもカラー図鑑』、学研さんの『原色学習ワイド図鑑』。子どもの頃見た記憶はまざまざと思い出すことができるので、子どもの頃にいいもの見るってすごく大事だなと思います。時代が後になって小学館さんの図鑑『NEO』が出たときはこれはすごいなと思いました。そんな思いがあって、ポプラ社では『WONDA』を作りました」
文 「こどもの頃に持っていた文庫本サイズの恐竜図鑑が心に残っています。今の会社に入って最初に手がけた図鑑が『野鳥と木の実ハンドブック』です。プロのデザイナーさんがやるとレイアウトはここまで綺麗になるのかと思って、写真レイアウトをちょこちょこ動かしたり整理整頓して見せるのが自分は好きなんだ、と思ったきっかけだと思います」
この他にも図鑑ならではの制作段階のご苦労話も飛び出したり、知れば知るほど面白い生きものたちのことをもっとたくさんの人達へ伝えたい! というユーモアの中にも皆さんの熱心で真摯なものづくりの姿勢が垣間見える座談会となりました。
大人も子どももワクワクするような工夫のたくさん詰まった図鑑が豊富にある近年、この図鑑はどんな風に作らているのかな? なんて想像しながらページをめくるのも楽しいですね。気になるものを手にとって生きものの不思議にたくさん出会って感動体験しましょう。
わずかな時間ですが素敵な図鑑のお話をしてくださった、文一総合出版のNさん、ポプラ社のYさん、講談社のMさん、学研のM下さんへ大きな拍手が贈られました! これからも素晴らしい図鑑作り、頑張ってください! ありがとうございました!!
そしてご参加くださいました皆さん、本当にありがとうございました!!
また次のビブリオバトル in STORY STORY でお会いしましょう~♪
文/ビブリオバトルプロジェクトチーム 市川
ビブリオバトル in STORY STORY 第2弾 | |
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開催日 | 2015/7/19(日) |
会場 | STORY STORY 新宿西口、小田急百貨店新宿店本館10F 店内奥の子どもの本・知育玩具ゾーン「Do!kids」 |
内容 | ・第1ゲーム ・第2ゲーム(出版社さんバトル) ・座談会 |
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