『源頼政と木曽義仲 勝者になれなかった源氏』/永井晋/中央公論新社 中公新書/760円+税
平家物語の重要人物2人の名前と副タイトル「勝者になれなかった源氏」にひかれて手に取ってしまいました。
この時代を難解にしている院政や武家の台頭、院政下での摂関家存在が平家物語を軸に述べられており、理解しやすくなっています。
木曽義仲の父親 源義賢と源義朝の子、源義平が武蔵国比企郡で戦ったことがきっかけで、敗れた源義賢の子、義仲が木曽に逃れる事になったなど、国語の授業で平家物語をかじった程度の私には大変に新鮮でした。
河内源氏、摂津源氏、美濃源氏、村上源氏などと多くの源氏が登場しますが、源頼政の摂津源氏のご先祖が足柄山の金太郎こと坂田金時をつれて酒呑童子を退治をした源頼光だったとは……河内源氏の祖、八幡太郎義家より私には好感が持てるかも。
平家物語が平家と河内源氏の争いを中心に描かず、摂津源氏の源頼政中心に描かれていたらオカルトっぽい話になったのでしょうか?などとつい考えてしまいます。
文/
セレオ八王子店・YH
平家物語が平家と河内源氏の争いを中心に描かず、摂津源氏の源頼政中心に描かれていたらオカルトっぽい話になったのでしょうか?などとつい考えてしまいます。
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