180読書の秋、スポーツの秋、食欲の秋……、そんな秋のお楽しみがもうひとつ!
今年もやって参りました! 文房具×ビブリオバトル in お台場!
本と文房具は昔から切っても切り離せないモノ同士。ならば一緒に楽しんでしまいましょう!
おすすめのイチオシ本を紹介しあうビブリオバトルとイチオシの文房具を紹介する場を掛けあわせて、本好きの方はもちろん、文房具好きの方にも、新しい出会いを求めている方にも楽しんで頂けるオイシイ企画です。

→前回(2014年)の様子はこちら

そして皆様からの熱いリクエストの声にお応えして、今年も人気ゲストをお迎えして第2弾開催決定!!

<第36回>ビブリオバトル in お台場2.0 ~とことん書きもの編~
開催日2015/10/2(金)
会場東京カルチャーカルチャー
内容第1部
ビブリオバトル(テーマ:モノがたり 文具や道具が登場する本)
第2部
2014秋冬新作文房具コレクション

それでは開催レポートいってみましょう~!


準備は順調!

10月某日、雨上がりの快晴! 大観覧車よ、待たせたな。

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東京カルチャーカルチャー・略してカルカルはこのお台場の目印・大観覧車の麓にあるニフティ株式会社運営のイベントハウス。美味しいお料理とドリンクを頂きながら昼夜ユニークなイベントが開催されています。
カルカルのプロデューサー・テリー植田さんとスタッフの皆さんにまたもやお世話になりまーす!

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今回はお仕事帰りの方にもお越し頂けるよう金曜夜の時間帯でプログラムを組みました。
準備はお昼過ぎから開始。まずは搬入した荷物の品出しに取りかかります。

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文房具×ビブリオバトルの大きなお楽しみのひとつは、物販コーナー。
今回は「とことん書きもの編」と題して文房具の中でも筆記具や紙もの文具を集めました。
そして各メーカーさんがこのイベントのためにご用意してくださった蔵出しの逸品、会場限定販売アイテムを並べます……文具ファン垂涎の……うっしっし(笑)。
これらはまた後程ご紹介するとして、さらには豪華お土産を用意して順調にスタンバイ完了。

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普段あまり一般のユーザーさんの前に姿を見せることのないメーカーさん達。開発系の部署の方から営業担当の方まで、この日は緊張の面持ちでご到着。
プレゼンをして頂く順番通りにさらっとカメラリハーサルを行ってイメージを作って頂きます。

そうこうしている間に、ビブリオバトルのゲスト、イラストレーターのヨシムラマリさんご到着! 前回もご出演経験のあるヨシムラさん、メーカーさんのリハーサルを余裕の表情(?笑)で一緒に見守ります。
そして続々とご到着するビブリオバトルゲストの皆さん。文具プランナー福島槙子さん、自称工作師さん、文具ライターの小日向京さん、今回も豪華すぎる…!!
最後のゲスト、日本手帖の会設立者の間辺雄輔さんは翌日に迫る「2016手帳総選挙」の設営準備のため、会場ご到着がギリギリとのことで間辺さんの代役をたて、ビブリオバトル発表順を決めるくじ引きを行いました(←間辺さん、ちゃんと、公正に、くじ引きしましたからね!)。

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★予告編・開催前の臨場感あるツイッターつぶやきまとめも御覧ください★
https://togetter.com/li/880662

いざ、本番! 第1部ビブリオバトル

緊張します! 会場内はほぼ満席の状態!
今回もこんなにたくさんのお客さんが来てくださるなんて! 感謝…!! 会場内を流れるミュージックの曲調が変わったらスタートの合図、いざ!
「みなさん、こんばんはー!!!」

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第1部は文具界きっての豪華ゲストの皆様によるビブリオバトル。
本のテーマは「モノがたり ~文具や道具が登場する本~」。
果たしてどんな結末が待ち受けているのか?!
→ビブリオバトルのルールはこちらでチェック


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まず一番目のご登壇はギリギリご到着!
横浜の市民団体・日本手帖の会設立者・間辺雄輔さん。

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「私の手帳活動の原点となった本です。手帳を使うことはオトナへの第一歩。手帳解説本の中でも古典の1冊だと思います」

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『能率手帳の生かし方 仕事 時間 発想が2倍広がる』
日本能率協会/ごま書房 ゴマセレクト
 ※2015/11現在、品切のためお取扱できない書籍です


手帳解説本の原点と合わせてご紹介されたのが最新の手帳解説本、日本手帖の会監修/玄光社ムック『 手帳事典 』(→有隣堂各店の在庫状況)でした!

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続く二番目のご登壇は人気ブログ「コロメガネ」作者・イラストレーターのヨシムラマリさん。

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「下書きなし・修正なしのボールペン一発書き。
作品ひとつひとつがずっとつながっていて、感動が蓄積されていって、途中からもう鳥肌がブワーッと!」

曰く、現代の水墨画ともいえる作画集。ヨシムラさんの“チョップ”と書かれた子羊Tシャツも気になります!


『NOTE BOOK 小林系作品集』
小林系/飛鳥新社
HonyaClub詳細 在庫検索


※小林系さんの作品集は、もう1冊NOTE BOOK 2014 小林系作品集→有隣堂各店の在庫状況)が刊行されています。

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三番目は、自称工作師さん。ヘルメットでご登場。本名を明かさない唯一の方。一体ナニモノなのか?!

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「自分も工作するので関心を持った本。日本の老舗企業のほとんどがモノづくり。伝統とは革新の繰り返しで創られるもの。その秘密がここに」

愛用の“ツヤフキン”と“呉竹風ぺん”をご持参。最後でまさかの工作技を披露してシメて頂きました。


『千年、働いてきました 老舗企業大国ニッポン』
野村進/角川書店 角川Oneテーマ21
HonyaClub詳細 在庫検索

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4番目は文具プランナー・福島槙子さん。「文具lady.」として文具ソムリエール菅未里さんとご活動中。

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「手書きで描かれた背表紙を見てピン!ときたんです。ひとことで言うと考えるノウハウをまとめた本。手書きの魅力を再発見できる本です」

福島さんも方眼用紙や白紙のノートを使ってアイデアや考えを手書きで整理しているそうですよ。
今、手書きが熱い!

オリジナル・シンキング
『オリジナルシンキング 想像と創造の磨き方』
高橋宣行/ディスカヴァ-・トゥエンティワン
HonyaClub詳細 在庫検索

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最後は文具ライター小日向京さん。
6月開催の都市伝説バトルのチャンプ本『考える鉛筆』のご著者さんです。

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「文房具を使うことで自分の考えと一緒にチームを組んで何かを引き出す共同作業の楽しみがあるんだなと実感させられた本」

道具によって人は生かされているという言葉。
文字を書くことが好きという小日向さんの言葉選びのセンスにも感動しました。


『考える技術・書く技術』
板坂元/講談社現代新書
HonyaClub詳細 在庫検索

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さあ、文具界に名を馳せる5人の方々のおすすめの本が紹介されました。
5冊の本を通して、皆さんそれぞれの文房具に対する思いやご活動、ライフスタイルが見えてくるようですね。

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どの本も読んでみたくなりましたが、この中から一番読んでみたくなった本に会場の皆さん全員ひとり一票を投じて頂きます。
今回は「それ、よみたい!」と書かれた黄色い投票カードを揚げて頂きますよ。緊張の時間ですね~。

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それでは結果発表!!

チャンプ本は……


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『千年、働いてきました-老舗企業大国ニッポン』に決定ー!!
自称工作師さん、おめでとうございます!!

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日本人のモノづくりのルーツを辿って文房具のさらなる伝統と革新を生み出す秘密の扉を開けてみませんか?
 
そして惜しくもチャンプ本は逃しましたが、文具人生を語る素晴らしい本をご紹介してくださったバトラーの皆様、ありがとうございましたー!
それでは休憩をはさんで第2部「2015秋冬新作文具コレクション ~とことん書きもの編~」をお届けしてまいりますよ~。
 
当日の模様はUstream動画でもお楽しみ頂けます





(後編に続きます! 更新まで今しばらくお待ちくださいませ)



文/有隣堂ビブリオバトルプロジェクトチーム・市川


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