『ねことじいちゃん』/ねこまき/KADOKAWA/1,000円+税
表紙からすでにのんびり感が漂っているイラスト。
舞台は、郵便屋さんがお届け先でちょっと立ち話なども出来る、
昔懐かしい港町。
主人公は元小学校の先生で75歳の大吉さんと、飼い猫のタマ。
周囲には大吉さんの同い年の幼馴染で猫嫌い(でも優しい)巖さんや、
将棋を指して遊ぶ友人、畑で採れた枝豆をおすそ分けしてくれるご近所さん、
「いつもと一緒で」で通じる床屋さんなど。
最初の数話はカラーマンガ。
そのカラーがまた淡くほんわかとした色合いでとてもほっこりする。
絵もとにかく可愛らしいのです。
好きな時に懐き、膝に乗っても触られるのはイヤ。でも大吉さんが出かける時には置いていかれるのもイヤなタマの、いかにも猫らしいわがままっぷりが可愛いです。
それをなんだかんだ言いながらも可愛い可愛いと愛でる大吉さん。
本当にいい関係です。
春夏秋冬。
何気ない日常が、一人と一匹によって改めて愛おしく感じる癒されマンガ。
ぜひぜひ読んで温かくなってください。
文/
グランデュオ蒲田店・KN



