
従業員のみんなから集めた投稿を掲載するとき毎年悩んでます、このこと。
「店頭ジャンルは『実用書』『理工学』とかわかったようなわからないようなのもあるよねー」
「でも図書館のNDCとかも『総記』『言語』とか生活になじみがないかもねー」
「じゃあ読みたい・読んでほしいシーンで分けたら? たとえば”泣きたいとき””癒されたいとき”とかは?」
「でも、しっとり切ないお話で泣きたいときとむちゃくちゃ感動して泣きたいときもあるよね」
「しかも泣けるポイントって人によって違うじゃない?」
「じゃあ、『こんな本よみたいな』と思うときの『こんな』のイメージで分けたら?」
とあれこれ毎年悩む始末・・・
喧々諤々議論の結果、
過去のおすすめコメントや自分たちの体験から、本のイメージや内容を表す漢字を何文字か「カテゴリー文字」として用意し、集まったおすすめコメントを読んで一番しっくりくる漢字を当てはめていこう! という事になりました。
用意されたイメージ漢字は
笑 謎 知 趣 愛 絆 癒 進 驚 食 旅 娯
の12文字。
編集委員がコメントを読んで「この漢字!」という漢字を振ってみました。
今回の投稿はこのカテゴリー文字別に掲載されています。
もちろん、読んだ人にとっての本の印象は千差万別ですから、
「この本にこの漢字? 違うんじゃない?」というのもあるかもしれません。
また、編集委員がちょっとしたユーモアで割り振った本もあります。
その辺はぜひ暖かい目でご覧ください。
また、「自分だったらこの漢字がいいと思うなあ」とか
いろいろ考えながらこの冊子をお楽しみいただければ幸いです。
※カテゴリー漢字はその後の作業の過程で「驚」がなくなり「生」が加わりました。この作業、結構面白かったのですがやっぱり大変でした。
編集委員4人のなかでも意外と判断が分かれる本が
多くあり、お互い譲ったり譲らなかったり・・・。
←汚い字ですみません。作業はこんな感じで
おすすめコメント全てをプリントした表に
漢字を当てはめてました。逡巡がにじみ出てます。
文/私がおすすめする本と仲間たち編集委員(K)
